レビュー

靴ひもの煩わしさから解放してくれるシューズファスナーシステム「ヒッキーズ」を実際に使ってみました


靴を長持ちさせるコツとして「靴ひもを結んだままで履いたり脱いだりしないこと」が大切だと言われます。しかし、ひも(シューレース)をほどくのが面倒でついつい結んだままにしてしまうこともしばしばです。そんなシューレースのわずらわしさから解放してくれ、なおかつデザイン性にも優れたポスト靴ひもツールが「ヒッキーズ」です。

HICKIES ー ヒッキーズ 日本公式サイト ー
http://www.hickies.jp/

◆ヒッキーズとは
ヒッキーズは、従来の靴ひもに替わり、様々なタイプの靴をスムーズに着脱できる「スリップオン」タイプのシューズに変身させるアメリカ生まれのツールで「シューズファスナーシステム」と名付けられています。ヒッキーズとは一体どういうものなのか、どういう風に使うのかは、以下のムービーを見れば一発で理解できます。

HICKIES on Vimeo


ヒッキーズは、ベーシックカラー8色、ビビッドカラー8色の全16色から選択可能。また、ビビッドカラーの全ての色を詰め合わせたレインボーパックも用意されています。

こちらがベーシックカラー。


こちらがビビッドカラー。


◆専用アプリ
16色もあって選ぶのが難しい!という人のために、どの色のヒッキーズが自分の靴に合っているのかマッチングするための専用アプリが用意されています。アプリは、iOS・Androidの両方に対応。さっそくiPhoneを使ってマッチングテストをしてみました。

App Storeで「hickies」と検索、アプリ「Hickies」を選択して「無料」をタップ。


「Appをインストール」をタップ。


インストールが完了したら「開く」をタップ。


「Agree」をタップ。


「Continue」をタップ。


こちらがアプリのトップ画面。カメラが起動するとともにヒッキーズのサンプルが現れています。


カメラのレンズを靴に向けサンプルとひもを重ねることでマッチングすることができます。


靴ひもにサンプルをうまく重ねるのがコツ。サンプルの大きさはピンチイン・アウトすることで調整できます。


カメラアイコンをタップすれば写真を撮ることも可能。


サンプルのカラーは画面をスワイプすることで変更可能。いろいろなカラーをマッチングしてみます。


気に入った色を発見次第、即座に公式サイトで購入することも可能です。「ADD TO CART」をタップ。


カートに1点入ったことを確認して「Checkout」をタップ。


精算画面が現れます。記事執筆時点では、海外の通販サイトにつながってしまい日本のヒッキーズショップで購入することはできないようです。


また、左下の「How to use」アイコンをタップすることでヒッキーズの説明を見ることができます。


◆開封
今回はベーシックカラー3色、ビビッドカラー7色の計10色を用意。


こちらはボディーが黒、留め具が黄色のモデル。


裏はヒッキーズについての簡単な説明書き。


透明なカバーをスライドさせて開封します。4本だけと思いきや……


下から残りのヒッキーズが顔をみせます。


中には、ヒッキーズと簡単な説明書2枚が入っていました。


ヒッキーズを全部並べてみました。パッケージには14本入りと書いていますが、違うカラーの2本を含む計16本が入っています。


この違う色はボーナスで追加されたもの。


他のボーナスについて無性に気になったので……


全て開封。どうやらボーナスの色はランダムに組み合わせられている模様。


ヒッキーズを観察します。先端には丸い輪っか。


黄色い部分が「クラスプ」と呼ばれるプラスチック製の留め具。


クラスプはプーリーのような形をしており先端の輪っかを引っかけます。


クラスプ裏には「HICKIES」の刻印。


iPhone 5と並べるとほぼ同じ全長。


机の上で先端をクラスプにひっかけてみました。


◆実際に装着
靴ひもをヒッキーズに替えてみることにします。今回靴ひもを交換するのはこちらの靴。靴が黄色で靴ひもが黒なので、ボディが黒でクラスプが黄色のヒッキーズを選択しました。


靴ひもを撤去し、ヒッキーズを装着します。穴に入れた先端部分を引っ張るとヒッキーズはいとも簡単に穴を通ります。


両方の穴に通したら……


先端を折り返し、輪っかをクラスプにはめ込みます。先に先端部分をクラスプ横の穴に入れると安定して作業ができます。


うまくはめ込めました。


一気に作業。


あっさり完成。カラーもぴったりマッチしているようです。


ヒッキーズと元のシューレースの比較。ヒッキーズの方がスマートなスタイルです。


両方ヒッキーズに替えてみました。


実際に履いてみます。靴のタンをつまんで広げた状態で足を押し込むとうまく履けます。


きつくて履きづらい場合は一番上のヒッキーズを外してもOK。この状態でも脱げることはなさそうなほどホールド性があります。


おまけの色を使ってみます。


アクセントがつきました。


ヒッキーズに替えた靴を履いて歩いてみると、ほどよいホールド性があり、走っても跳ねても靴が脱げそうになるそぶりも見せません。もちろん装着・脱着の容易さは靴ひもの比ではないため、これなら紐靴を敬遠することもなくなりそうです。

シューズファスナーシステム「ヒッキーズ」は、日本のヒッキーズショップで14本(+ボーナス2本)入ったパックが税込1890円で販売中です。なお、アメリカのヒッキーズショップでは、1パック19.99ドル(約1950円)ですが、2パックなら30ドル(約2930円)とディスカウントされるため送料14.03ドル(約1370円)を含んでも44.03ドル(約4300円)となり、日本の4410円(送料630円含む)よりわずかに安く、4パック以上なら送料15.01ドル~(約1470円~)を含めても日本のヒッキーズショップよりも確実に安く手に入れることが可能です。

この記事のタイトルとURLをコピーする

・関連記事
毎朝靴ひもを結ぶのが面倒な人向け、ワンアクションで靴ひもをゆるめたり締めたりできる装置「Lace-amatic」 - GIGAZINE

スニーカーで靴ヒモを結ぶ手間を省くちょっとした工夫「Lace Anchors 2.0」 - GIGAZINE

歩いている途中でほどけない靴ひもの結び方いろいろ - GIGAZINE

70%オフで足の痛みを劇的に改善する自分用「インソール」を注文する方法 - GIGAZINE

まさかの「ヒール無しハイヒール」や男性用ハイヒールなど、世界のトンデモ靴いろいろ - GIGAZINE

コンドームのようにヒールにつけて靴を個性的にする「HeelCondoms」 - GIGAZINE

古代エジプトのミイラがはめていた世界最古の義足 - GIGAZINE

in レビュー,   ソフトウェア,   動画,   デザイン, Posted by darkhorse_log

You can read the machine translated English article here.