レビュー

首の後ろにある血管を冷やして血液の温度を下げ熱中症を予防する「冷か朗」


21世紀最多の猛暑日が続くという予想が報じられ、連日40度を超える気温が観測されている状況下で何をどこでどう血迷ったのか、太陽のさんさんと照りつける屋外で長時間過ごさなければならなくなり、「このままではヤバい!」ということで手に入れた熱中症予防グッズが「冷か朗(つめたかろう)」です。

高温環境の作業現場の熱中症対策に、温感のツボを冷やす「冷か朗(つめたかろう)」
http://www.k5.dion.ne.jp/%7Ecoolit/7ST01/7ST01.htm

パッケージはこんな感じ。


凍らせた保冷剤をポケットにいれて、水にぬらしてから使用する新機能ネッククーラーです。


中身を取り出したところ。冷か朗本体と保冷剤が2種類入っています。


ペラペラのシート型保冷剤。


大きいタイプの保冷剤もあります。市販の保冷剤と同じタイプのため交換も可能。


冷か朗本体の裏側には保冷剤をいれるポケットがついています。


シート型保冷剤はしばらく水に浸してから冷凍庫で凍らせるとのこと。


水を張った容器へシート型保冷剤の印刷のない面を上にして浸します。


膨らんだら保冷剤を水からあげて乾かします。紙のように薄かった保冷剤が数分でパンパンに。


立つことができるほど膨らみました。かなりの吸水力です。


乾いたら大きい保冷剤とともに冷凍庫へイン。3~4時間以上凍らせる必要があります。


世紀の猛暑日に冷か朗を持ち出しました。パッケージはジップ付きのビニールバッグになっているため、凍らせておいた保冷剤を持ち運べて便利。


さっそくセットするため、シート型保冷剤を首回りの部分にいれます。左方向と右方向に1シートずつセット可能。


もこもこしますが着用には問題はありません。


大きい保冷剤は背中部分のポケットへいれます。


あとは水をかけるだけで使用できます。ベルオアシスという素材を使用しており、太陽の熱が当たると発生する気化熱効果という水分が蒸発する際に熱を奪う作用と、セットした保冷剤との相乗効果で、大椎という背中のツボや首の回りを冷やすことにより熱中症の予防ができる仕組み。


どばどば。水場がなかったためミネラルウォーターを使用しましたが水道水でもOK。きゅっと絞るといい感じに水気が抜けます。


首の前をマジックテープで固定。


装着すると見た目はこのような感じ。ひんやりと冷たすぎない清涼感があり、猛暑の熱気を和らげてくれるのがわかります。大きな濡れタオルを巻いている感じで、少し服が濡れてしまいますが気化熱効果の作用か不快感もさほどなく、首回りを動かしても差し支えありません。気温が非常に高かったため保冷剤は1~2時間ほどで溶けてしまったものの、冷か朗に水をかけ直すだけでもある程度効果を感じました。


屋外での仕事や、アウトドアに持って行けば、巻いているだけで熱中症の予防ができます。よく屋外で作業する人は1つ持っていると役立ちそうです。なお、価格はAmazonだと税込2294円となっています。

Amazon.co.jp: coolbit(クールビット) 冷か朗 HCN-TM: スポーツ&アウトドア

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in レビュー,   ハードウェア, Posted by darkhorse_log

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