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早く終わらせる予定なのにうまくいかない「夏休みの宿題」の実態が明らかに

By Dayna Bateman

子どもたちにとって楽しい夏休みの時期ですが、必ずと言っていいほどついて回るのが夏休みの宿題です。誰しも何かしらの苦い思い出がありそうなところですが、このたび、バンダイが小学生の子どもを持つ親を対象として実施したアンケート「夏休みの宿題に関する意識調査」の結果が発表されました。

「夏休みの宿題に関する意識調査」結果(PDFファイル)
http://www.bandai.co.jp/kodomo/pdf/question211.pdf


◆自由研究テーマの情報源
子どもの自由研究のテーマを決めるときに情報源で第1位だったのは「母親」で34.9%と圧倒的。第2位は「父親」(13.9%)で、両親からのアドバイスを参考にしている子どもが全体の約半数(48.8%)を占めるという結果になりました。親の世代でも第1は同様に「母親」(26.5%)となっていて、いつの時代も子どもは窮すると母親に話を聞いているといえそうです。


◆好きな宿題・嫌いな宿題
夏休みの宿題というと全ジャンルに渡っていろいろなものが出されますが、その中でも「算数」「国語」の二大巨頭が好き(得意)・嫌い(苦手)のトップに挙げられました。性別で見てみると、男児は「算数好き・国語嫌い」、女児は「国語好き・算数嫌い」と対照的な傾向があることも明らかになりました。「読書感想文」については男児・女児の双方から「苦手」と感じられたほか、アンケートに回答した親からも「子ども時代には苦手だった」という同様の答えが返ってきており、今も昔も子どもの前に高い壁として立ちはだかっているようです。


◆宿題の量について
夏休みの宿題の量について、子どもは「適切・多い」と感じているのに対し、親は「適切・少ない」と感じているという、ある意味わかりやすい結果となりました。子どものころは「宿題が多すぎる」と思っていても、親の目線になると「もっと勉強しないと」と思うわけですね……わかります。


◆宿題を終わらせる予定と実績
この夏の宿題をいつまでに終わらせる予定かについて尋ねたところ、約77%の子どもが「前半~中盤」に完了させる予定を立てていました。心構えは見事なものなのですが、前年までの実績についても尋ねてみたところ、66.6%が「中盤~後半」にかけて終わらせたという実態が明らかになりました。前年の経験を踏まえ「今年こそは早く終わらせるぞ!」と計画していることが感じられますが、そうはうまく事が運ばないのかもしれません。昔からの永遠のテーマといえるでしょう。


今も昔も、夏休みの宿題というのは子どもたちに立ちはだかる宿敵なのかもしれません……。

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in メモ, Posted by darkhorse_log

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