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水中で銃を撃つと弾丸の軌跡が本当はどうなるかを超スローモーション撮影した「Underwater Bullets at 27,000fps」


映画で登場人物が海の中などの水中で銃を撃つシーンがありますが、水中で銃を撃ったら銃弾はどうなるのか実際に試したムービーという記事で、勢いはかなり落ちるものの、実際に水中でも銃が撃てることがわかっています。そんな水中で銃が発射される様子を、さらに約27000fpsの超スローモーションカメラで撮影しているムービーが「Underwater Bullets at 27,000fps」です。

Underwater Bullets at 27,000fps - The Slow Mo Guys - YouTube


THE SLOW MO GUYSはハイスピードカメラを使ってさまざまなスローモーションムービーを撮影している2人組


「今日はプールでやるぜ」とGavin(左)とDaniel(右)


「寒いだろ?」とウエットスーツを手渡されるDaniel


Danielから嫌々感がにじみ出ています。


なぜなら水温は摂氏で約4.4℃


超スローモーション撮影に使用するカメラは「ハイスピードカメラPhantom V1610


カメラの商品ページでは16000/秒コマと記載されていますが、なぜか「このカメラは18000/秒コマ撮影できるから、水中の銃の動きを撮るには最適だぜ」とGavinは自信満々です。


fps(フレームレート)は27450に設定。


凍える水温のプールへ入り「OHHH...AHHHH」とうめき声をあげるDaniel


今回使用する銃であるハンドガンとリボルバー銃が一丁ずつ。


まずはハンドガンから。先にスライドを引いておきます。


準備は万端。「DON'T TRY THIS AT HOME」(よい子はマネしないでね)


ボンッ!という音と共に銃から泡が出ており、弾が発射されたのが確認できます。


後ろから見ると弾が渦を巻いています。


ハイスピードカメラで撮影したムービーは、超スローモーションではどのように映っているのでしょうか?


弾道に沿って空気が膜のようなものを作って膨らみ......


膜がしぼんでいき、その中に黒い火薬の粉が吸い込まれてはじけました。


「ピストルを撃つとメタリックな音が聞こえたよ」と少し興奮気味のDaniel


拾い上げた弾丸。やはりそんなに遠くまでは飛ばないようです。


次はリボルバー銃。弾丸がハンドガンのものに比べ長めです。


発射。弾速が速く、空気の膜も長くとがって伸びています。


スローモーションでは、発射と共に銃口とリボルバーから泡が吹き出て、円すい型の膜を作りながら一直線に弾丸が飛んでいきます。


先が細く伸びて、最後にはじけます。


2つの銃の映像を並べてみると、ハンドガン(上)は複数の膜を作りながら進んでいます。これは弾丸が水圧の抵抗により投げナイフのように縦に回転して飛んでいるためと思われます。


対してリボルバー銃(下)は、弾丸が細長く抵抗を受けにくいためか、きりもみ状に回転しながら直進し、円すい型の膜を作って飛んでいます。


最後に収縮してはじけるのはどちらも同じ。


「見てくれてありがとう。もっと見たければ友達のDestinがAK-47を水中でブッ放すぜ!今すぐチェックしてくれよな」と締めくくるGavの後ろで早くもDestinがスタンバイ。気になる人は左上のリンクをクリックすると確認できます。


水中で銃を撃つと地上ほどの飛距離は保てませんが、数メートルは弾速を保つことができるようです。水中で銃を撃つ際は至近距離でブッ放すようにすると効果的に使用できるかもしれません。

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in 動画, Posted by darkhorse_log

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