試食

松屋の新作「スパイシーカレー」はアジアンテイストのエキゾチックな味わい


松屋は1か月ほど前にトマトカレーを発売しましたが、今度は1か月ほどのスパンで新作カレーの「スパイシーカレー」を7月11日(木)から発売します。チェーン店で2か月連続でカレーを発売するのは珍しい上に、暑い陽気が続いていて辛めのカレーが食べたかったので、オリジナルのカレーと食べ比べに行ってきました。

スパイシーカレー新発売!|松屋フーズ
http://www.matsuyafoods.co.jp/2013/07/05/2287/

松屋に到着。店頭ではスパイシーカレーの看板はありませんが……


店内にはででーんと大きく「新提案!」ということで左側にスパイシーカレー、右側に松屋の定番オリジナルカレー。


左がオリジナルカレーに牛めしの肉を載せたカレギュウ並(税込530円)、右が期間限定のスパイシーカレーにチキンを載せたチキンカレー並(税込530円)、いずれも3分足らずでほぼ同時に到着。さすがの素早さ。


まず牛めしの具が載ったオリジナルカレーのカレギュウから食べてみることに。ルーはたまねぎなどの野菜が溶け込んでいるようでドロドロしています。


辛さは市販のカレーの中辛と辛口の中間くらいでやや辛めですが、たまねぎなども溶け込んでおり、野菜の甘味も感じます。細かく刻まれたトマトも入っており、一緒に食べると酸味も混じり複雑な味に。粘度が高めのカレーがよくごはんに絡み好相性。


カレーと一緒に牛メシの具を食べると牛肉のコクがカレーにプラスされグッド。ただこの具の割合がカレーに対して多いと、具の甘味とカレーの相性がイマイチなので、バランスの調節が必要です。


続いては期間限定のスパイシーカレー。黄色と茶色の中間の色をしており、タイカレーっぽい雰囲気。どろっとしたカレーよりも、スープカレーに近い感じ。


スパイシーカレーでもオリジナルカレーでもチキンを選ぶと、大きめに切られたチキンとレンコンが入っています。


オリジナルカレーのように野菜などは溶け込んでいないようで、粘度は少なくサラサラとしています。


スプーンですくってみるとかなりサラサラしており限りなく液状。特に強烈なスパイスの匂いがしたりタイカレーに入っているココナッツミルクや、ナンプラーの香りはしません。


オリジナルカレーと同じく福神漬けもトッピングされています。


スパイシーカレーというわりにはそこまで辛くはなく、オリジナルと同じかやや弱いくらいに感じられます。エスニック料理店や、タイカレー専門店で出るような強めのココナッツミルクやナンプラーの味はしないものの、ココナッツミルクのまろやかさや、ナンプラーの独特の旨味を感じます。こういったクセのある味が好きな人には物足りなく感じられそうですが、全国展開のチェーン店になるので多くの人が食べやすいようにクセを抑えて作っているようです。カレーがサラサラしているので、もう少しごはんの水分が少ないほうがよさそうですが、ごはんまで作り分けるのはさすがにチェーン店では難しそうです。


意外にレンコンがこのカレーとの相性が良く、さらさらしたカレーとコリコリとしたレンコンの食感の組み合わせがグッド。


チキンは後のせで煮込まれていないので、しっかりチキンに旨味と食感が残っています。カレーはプレーン・牛めしの具を乗せたカレギュウ・チキンカレー・ポークカレーと選べますがスパイシーカレーに具を載せるのであればチキンが良さそうです。


甘めの福神漬けはあまりタイ風のカレーに合わないような気もするので、違った付け合わせを考えてほしいところ。


こちらの商品は期間限定になっており、現在販売期間は決まっていないようです。トマトカレーが1ヶ月で販売を終了したので来月も新しいカレーが出たりするかもしれないので、エスニックなカレーが好きな人は一度食べておいて損の無いカレーです。

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in 試食, Posted by darkhorse_log

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