バーニングマンの独創的なテントやアートの魅力がパノラマ撮影でよくわかる「Burning Man」
毎年8月の最終月曜日から9月の第1月曜日にアメリカで開催されるバーニングマンは、ネバダ州のブラックロック砂漠に4.5平方kmの街を約1週間かけて作り、最終日にはすべてを燃やして無に帰すというアートの祭典です。バーニングマンの参加者が作成するアート作品や建造物はどれも大変見応えがあるもので、公式サイトなどでも見ることができますが「本当の魅力は横長であるパノラマ写真でしか伝わらない」ということでクリエイターのブラッド・ミルトンさんが自身で撮影したバーニングマンのパノラマ写真集「Burning Man」を公開しています。
Burning Man
http://photo.bp2e.net/galleries/burning-man/
バーニングマンのオフィシャル機関が集まるセンターキャンプにはたくさんの人が集まっています。
こちらの写真も上記と同じくセンターキャンプを撮影したもの。カラフルな色のライティングが印象的。
こちらは洗車場とのこと。
「ADVICE」と看板に書かれている場所では、砂漠のど真ん中で男性同士が向かいあって何やら相談中。
ものすごい量の砂ぼこりに見舞われても、話し合いを続ける男性2人。バーニングマンの会場となるブラックロック砂漠は、砂がとてもきめ細かいためいつも砂ぼこりが舞っているそうです。
バーニングマンの期間中会場に建てられたラジオ局の1つ。建物の内部は陰になっていて過ごしやすそうに見えます。
Media Meccaと呼ばれる場所は、バーニングマンを取材で訪れた人が取材許可を申請するところで、バーニングマンの資料をもらえたり、電子機器の充電などもしてくれるとのこと。
牛の角が印象的な建物。パノラマ写真で表現することによって、建物の周りの風景も写り込んでいるため、どれほど広い土地が会場になっているか非常にわかりやすい1枚。
バーニングマンにはコストコもあり、参加者は自転車で訪れています。
こちらは、コストコの運営側が作業をするスペース。
コストコは飲み物を補給できるバーも提供しています。
バーニングマンの参加者がたてるテントや住居もアーティスティックで個性的なものがたくさんあります。こちらはハンモックが心地よさそうなテント。
ピンクを基調としてかわいい感じに仕上がっているテントもあります。
かなり大きいスペースを利用しているドームのようなテント。
植物を張り巡らして、まるでオアシスのような雰囲気のテント。ここまで来るともはやテントの一線を越えてしまっています。
こちらは、みんなでピアノの演奏を鑑賞中。
黄色いドームの下でくつろぐ人たち。
ふすまを使って和室の雰囲気を再現しているものもあります。
大きなテントではなく、通常のサイズのものを使用している参加者。
こちらは何かのイベント会場とのことです。
イベントに向けて準備を整えている人たち。
アイスハウスという、その名の通り氷を配布している場所。
記念撮影をする大勢の参加者たち。
こちらの場所は、楽器の演奏などを行うライブ会場のようです。
小さな家もアートギャラリーになっていて、熱心に作品を見つめる男性の姿も見られます。
木のようなオブジェクトの先には電球が付けられており、真っ暗な砂漠の夜をライトアップ。
クッションやソファなどを配置してかなり居心地のよさそうなテントでくつろぐ女性。
ピンクと白をベースにライティングを飾り付けている空間は、砂漠の真ん中であることを忘れそうになります。
バーニングマンの象徴として会場の中心に立っている20m以上の高さの人型の造形物「ザ・マン」
燃やされるザ・マンを見つめる人々。バーニングマンではザ・マンだけではなく、イベント期間中に作成されたすべてのアート作品を燃やして無に帰します。なお、2013年のバーニングマンは8月26日から9月2日まで開催予定です。
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