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1920年代のロンドンの街並みが本当は当時どうだったのかがカラーで体験できる貴重なムービー「London in 1927」


ロンドンのさまざまな観光名所を回っており、各地の解説が丁寧かつおちゃめに書かれており、1920年代のロンドンの町並みをじっくりと楽しむことができるムービーがこの「London in 1927」です。撮影したクロード・フリアーズ・グリーン氏によると、映画撮影技師であった父親のウィリアムが実験していたカラー・プロセスという技術を使って1920年代当時に撮影したものとなっています。

London in 1927 on Vimeo


「ロンドンを見たり、聞いたり、嗅いだりすることはとても喜ばしいこと」という強烈なフレーズから動画がスタートします。


1920年代の動画とは思えない程にきれいな映像です。


大きな川に浮かぶのは、造船所の船でしょうか。


川沿いにあるお城のような塔。


次は有名な「ロンドン橋落ちた」の童謡で歌われる、ロンドンブリッジを渡ります。


これが1920年代のロンドンブリッジの上。車やバスが当たり前のように走っていきます。


奥に見える大きな橋は「タワー・ブリッジ」、こちらも世界的に有名な建築物です。


「パワフルハンド」とはどういうことでしょうか?


この手がパワフルハンドなのでしょうか……


この手は交通整理をしていたようです。


男性が道路脇によけると車が一斉に動き出します。片手の動作で当時のロンドンを走っていた多くの車を止めたり走らせたりしていたので、パワフルハンドということなのでしょう。


ホワイトホール」には戦没者記念碑が立っているようです。


道路真ん中にある白い石碑が戦没者記念碑。


近づくと多くの花が献花されています。


動画中至る所で見かけるバスたちは当時4000台を超えており、恐るべき交通量になっていたようです。


次は「ロンドン大火記念塔」へ行きます。


これは1666年に起きたロンドン大火からの復興記念に、1677年に建てられました。


「ロンドンの肺の入り口」とはどういうことでしょうか?


これはロンドンの王立公園である「ハイド・パーク」の入り口だったようです。


中に入っていきます。


ハイド・パークは若い男女にとっては絶好の出会いスポットだったようです。


公園内には女性がたくさん。


ハイド・パークの入り口にある「マーブル・アーチ」と呼ばれる大理石でできた門。


当時のマーブル・アーチはこんな感じ。


ハイド・パークの西側に位置する「ケンジントン・ガーデンズ」へ。


女の子がひとりで座っています。


ケンジントン・ガーデンズ内の「ピーターパン像」へ。


カメラが珍しいのか小さな子どもがポーズをとります。


飽きてしまったのか、そそくさとその場を退散。


公園から歓楽街までの道。


ハンチング帽やハットをかぶった英国紳士たちがずらり。


オーストラリアとのラグビー試合で勝利を収めたイングランドの選手たち。


肝心のスポーツ種目が抜け落ちていますが、「クリケット」の試合のようです。


「ウエストミンスター・ブリッジ」上を見ると……


川にかかっている橋がウエストミンスター・ブリッジでしょうか。


橋の上には大きなお城があります。


そして最後にロンドンのすばらしさを伝えるために「とっておき」を見せてくれるようです。


ゆっくりとカメラを移動させて……


最後に紹介してくれたのは、ビッグ・ベンという時計塔のある「ウェストミンスター宮殿」でした。

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in 動画, Posted by logu_ii

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