マグロの解体が何度でも好きなだけできる「山和 解体フィギュア・黒マグロ」で解体しまくってみました
市場に水揚げされた黒マグロの解体を擬似的に体験し、人々に黒マグロをより深く知ってもらうことを目的に作られたのが、繰り返し解体できるフィギュア「山和 解体フィギュア・黒マグロ」です。その希少価値から「黒いダイヤ」とも呼ばれる黒マグロを解体できる機会はめったにないだろう、ということで、実際にフィギュアを購入して解体してみました。
山和 解体フィギュア・黒マグロ 特設サイト
http://www.hobbystock.jp/sp/maguro/
実際に解体している様子は以下のムービーから見ることができます。
築地のマグロ専門家が作った解体できる黒マグロを触ってみました - YouTube
フィギュアは「解体フィギュア 黒マグロ」と大きく文字が入ったダンボールで送られてきました。
ダンボールを開けてみると、冷凍食品が入っているような発泡スチロールの箱の中に黒マグロの姿。
黒マグロの他にはおろし台、解体の手順を説明した紙などが入っていました。
これが解体の手順。
黒マグロ本体を取り出してみるとこんな感じ。
各パーツは磁石でくっついており、届いた状態ではパーツの間にビニールが挟んであるので、まずはビニールを引き抜きます。
黒マグロの全長は330mm、重量は335gで、女性の手でもガシッと掴めます。
iPhone 5と比較するとこれくらいの大きさ。
尾びれには塗装がはげて見える部分がありますが、これは水揚げ後の状態を忠実に再現しているための仕様です。
頭にも地面を引きずられた時にできたのであろう、かすれ傷。
正面から見るとこんな感じ。
近くでみるとキュートな顔です。
お腹はちょっとまだらっぽくなっています。
ということで、実際に解体していきます。なお、おろし包丁はディスプレイ用であり、解体作業には使いません。
まずは、尾を引き抜きます。
胸びれのあたりをしっかり握り、今度は頭を引き抜きます。
内側から頭を見るとこんな感じ。
腹腔に指を入れ、上身と下身に分離。
マグネット式なので、力を入れずともパカッと外れました。
上身を腹と背に分けます。
上身のそれぞれのパーツを分離させるとこんな感じ。
脂の多い部分から、血の多い部分まで、かなり細かく塗装されています。
腹上からはサクが抜き出せるようになっていました。
先ほど分離させた背の部分から中骨を外します。
これで解体は完了。すべてのパーツをばらばらにさせると以下のような姿に。
なお、ディスプレイ用のおろし台も付属しています。
おろし台の上に載せると、かなりの存在感。インテリアとして飾るとかなりインパクトがありそうです。
ということで、解体できる黒マグロは、黒マグロの取り扱いに特化したマグロ解体の職人集団・株式会社山和が制作しているだけあって、かなりリアリティを追求した一品になっていました。なお、価格は2万9400円。本物の黒マグロは一度解体したらあとは食べることしかできませんが、フィギュアなら思う存分解体作業が楽しめるので、お得と言えばお得です。
また、この商品はGIGAZINE夏のプレゼント記事からゲットすることもできます。
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