メールの文面を変えてフィードバックを5倍に増やす11のテクニック

By karen horton

カスタマーサポート用ソフトウェアの開発・販売を行う「SupportFu」の創業者であるビナ・サーニさんが、自身のスタートアップの経験を生かしたエントリーを公式ブログ上で公開しました。サーニさんによると、シンプルな11のポイントをウェルカムメールに反映させると、メールに対するレスポンスが5倍に増えるとのことです。

11 Tips for Writing Effective Welcome Emails | Vinay Sahni
http://www.vinaysahni.com/11-tips-for-writing-effective-welcome-emails

◆01：ウェルカムメールの「件名」をおもしろいものにする

By glsims99

多くの受信メールが入ったメールボックスの中から、あなたのメールを開いてもらうには、メールの件名が「Product Xへようこそ」などのありきたりのものではなく、「The SupportFu 忍者が助けにきました！」や「The SupportFuはあなたの人生を変えようとしています。どんな風に変えるかお見せしましょう」など面白い方が返信率は上がります。

◆02：個人が書いたとわかるメッセージをメールに挿入する

By SPangborn

会社から自動で送られてくる味気ないメールより、個人が直接書いたメールの方がお客さんの心に刺さります。あたかも自分が長い間知っている友人に手紙を書くようにメールを作成するとより効果的。

◆03：「差出人」には会社ではなく個人の名前を入れる

By LarimdaME

メールボックスにある大量のメールの中から自分が出したメールを開いてもらうには、件名だけではなく、差出人も重要です。差出人には個人の名前を入れる方がよいですが、名前だけではわかりにくいときもあるので「ビナ・サーニ」ではなく「サーニ from SupportFu」のように会社の名前も一緒に入れるとグッド。

◆04：返信可能なメールアドレスからメールを送る

By Defence Images

「no-reply」メールアドレスではなく、相手が返信できるメールアドレスからウェルカムメールを送信します。できれば個人名が入ったメールアドレスから送信するほうが、より相手は安心するはず。

◆05：相手の名前をメールに挿入する

By Jason Michael

人は自分の名前を誰かに呼ばれると気分が高揚するという研究結果があるので、ユーザーがサインアップしたときなどに必ず名前を聞いておき、相手の名前を含んだ文面を作成します。

◆06：適切なタイミングでウェルカムメールを送る

By practicalowl

ウェルカムメールを送るタイミングは重要でお客さんがサインアップした直後や、サインアップ後1、2日たってから送るのはやめるべき。ユーザー登録後40分から120分後なら、すでに試し終わってまだ記憶も新鮮な時間帯なので、ウェルカムメールを送るには最適です。

◆07：ウェルカムメールに少し手を加え面白くして、手動で送信する

By Daniel Y. Go

もし可能であれば、お客さんに関する話をウェルカムメールの文面に追加し自動ではなく手動で送信する。個人的なことに触れているメールは、お客さんの心をぐっと引き寄せます。

◆08：答えるのに難しくない、シンプルな質問をメールに入れておく

By muni88

「何かフィードバックはありますか？」など答えるのに難しい質問ではなく、「お困りではないでしょうか？」や「質問はありますか？」のように相手が答えやすい質問をする。答えやすい質問は会話のきっかけにもなりやすい。

◆09：役に立つ情報や使い方を教える

By Jenn Durfey

例えば仕事の効率をアップさせるサービスの場合、もっと効率的に使う方法を教えればウェルカムメールへの返信率は上がります。この方法は、あまり活用法がわからない人に特に有効。

◆10：返信を促す文をメールに挿入する

By rofltosh

上記の9つのことをすべてしても、ウェルカムメールに返信するのにあと少しの後押しが必要な人もいるわけで、そのような人には文中に「何も質問が無くても、こんにちは！だけでも返してね」などの返信を促す文を挿入します。

◆11：感謝の意を込めてお礼を伝える

By AZRainman

最後に、相手は貴重な時間を割いて使ってくれたわけなので、きちんとお礼を伝えることは、相手とのよい関係を続けることにつながるので重要です。