全長213cm、1250個のパーツから作られたガンダムのペーパークラフト「7FT Gundam」

前腕パーツを担いで原作のワンシーンを再現できる原寸大で再現されたペーパークラフトの装甲騎兵ボトムズがワンフェス2013[冬]に出品されましたが、今度は720枚の紙で作られた1250個のパーツから構成される、全長約213cm、重さ4.5kgの紙製ガンダムMk-IIがデザイナーのTaras Leskoさんによって作られました。

VisualSpicer.com | 7FT Gundam - Ultimate Papercraft | Personal Work
http://visualspicer.com/7ft-gundam/

これが全長7フィート（約213.4cm）のRX-178 ガンダムMk-II。紙製とは思えない迫力と忠実さです。

作者であるTaras Leskoさんと並ぶとこんな感じ。

後ろ姿。

巨大ガンダムを作るにあたって、Leskoさんはまず頭のパーツから作成を開始。徐々に体の下の方のパーツに取り掛かっていったそうです。

ジェットパックもこの通り。

胴体部分。

ガンダムが自立できるように、まずは骨格を組立て、その上にパーツが取り付けられました。

足が組立られる様子。

脚はいくつものパーツを層のように重ねることによって作成されました。

腕がない状態。腕を取り付けないことによって、最後まで骨格の調整を可能にしたとのこと。

Leskoさんは非常にまじめにプロジェクトに取り組んでいるそうなのですが、「弟が現れると場はユーモラスに、そして仕事は早く進む」そうです。

こちらはペーパークラフトの作成に参加したLeskoさんの奥さん。

「神のご加護を」ということで、胴体には十字架の姿。

子どもと比べるとその圧倒的巨大さがよくわかります。

実際にペーパークラフトのガンダムを朝から晩までひたすら組み立てている様子は、以下のムービーから見ることができます。

"7FT Gundam" - Ultimate Papercraft on Vimeo


まずは比較用に市販されているガンダムMk-IIのプラモデルを作成していきます。

枠から部品をはずし……

各パーツを組立。

下半身と上半身を最後にくっつけたら完成です。

そしてこれからが本番。全長約213cmのガンダムを作っていきます。

まずは各部が印刷された紙からパーツを切り取ります。

折り目を入れ、接着剤でペタリ。

前頭部に続いて後頭部も作成。なお、使った紙の枚数と作ったパーツの数はムービー左下に表示されます。現在は使った紙が20枚で、パーツの数は35個です。

パーツを作り終えるごとに新たなペーパークラフトをプリントアウト。

ブレードアンテナも装着。

リアリティが出てきた巨大頭部の横には先ほど組み立てたプラモデルが座っています。

どんどんプリントアウト。

次は上半身を作っているようです。

ジェットパックの作成。

Leskoさんの着ているシャツが変化することで作成日数が経過していることがわかります。

徐々に形が見えてきました。

さらにプリントアウトを見守るガンダム。

疲れが見え始めた様子。

朝から作業を開始し……

日が暮れてもペーパークラフトを作成。

夜中でも骨格の作成を続行しています。

奥さんも手伝っているようです。

ぶら～んとプリンターにぶら下がるガンダム。ここまでに使用した紙の枚数は284枚で、作ったパーツの数は493個でです。

さらに足の作成。

Leskoさんの弟Ivanさんが登場。

骨格の上にパーツを取り付けていきます。

まずは骨格を紺色の紙でカバー。

さらに足の上に取り付けていくパーツを作成するIvanさん。

深夜に片足を作成。

両足が完成するころには、作成から何日目かの朝を迎えていました。この時点で使った紙の枚数は581枚、作ったパーツの数は1010個です。

プラモデルと同様に、別々に作った上半身と下半身をくっつける作業に入ります。

頭を取り付け……

腕の付け根から骨格を調整します。

なんとなく近未来的な雰囲気。

最後に肩を取り付けて……

ジェット・パックを装着させれば完成です。

作成の舞台裏の様子は以下から見ることができます。

"7FT Gundam" - Beyond The Paper on Vimeo


なお、Leskoさんは過去にも4フィート（約120cm）のガンダムを作っています。

VisualSpicer.com | Freedom Gundam - 4ft Papercraft | Personal Work
http://visualspicer.com/freedom-gundam/

4フィートのガンダムは最後めらめらと燃やされ、この時Leskoさんはさらに大きなペーパークラフトを作ろうと決意したとのことです。