メモ

Windows Update後にエラーが発生する問題でMicrosoftが削除呼びかけ


4月10日に配信された「Windows Update」のうち、「カーネルモードドライバーの脆弱性により、特権が昇格される」という不具合を修正するための更新プログラム(2823324)の問題により、システムエラーが発生するケースがあるとのことで、Microsoftが該当する更新プログラムの削除を呼びかけています。

KB2839011 Released to Address Security Bulletin Update Issue - MSRC - Site Home - TechNet Blogs
http://blogs.technet.com/b/msrc/archive/2013/04/11/kb2839011-released-to-address-security-bulletin-update-issue.aspx



問題になっているのは、4月10日のWindows Updateでセキュリティ情報 MS13-036「カーネルモード ドライバーの脆弱性により、特権が昇格される (2829996)」という問題の修正のためにリリースされたKB2823324という更新プログラム。


Microsoftによると、このプログラムを適用したユーザーのうち、一部の環境でシステムエラーが発生しているとのことで、現在、Windows Updateから該当するプログラムは削除されています。エラーは特定の第三者ソフトウェアと組み合わさったときに発生するようで、発生してもデータを失うわけではなく、また、全てのユーザーに発生しているものではありませんが、Microsoftではこの更新プログラムの削除を呼びかけています。

エラーの詳細はこちら。

2823324 のセキュリティ更新プログラムをインストールした後 Windows 7 では、イベント ID 55 または Stop 0xc000021a エラーが表示します。
http://support.microsoft.com/kb/2839011/ja



自分がこの更新プログラムを適用したかどうかを確認するには、コントロールパネルの「プログラムと機能」から、左側メニューにある「インストールされた更新プログラムを表示」をクリック。


すると、これまでに適用したアップデートが一覧で表示されるので「KB2823324」があるかどうかを確認。あればアンインストールすればOKです。また、すでにWindows Updateからは外されているので、自動更新にしていなくてこれから適用予定という人はインストールしてしまう恐れはありません。


編集部でも「KB2823324」の入っているマシンを発見


アンインストールすると再起動が求められるので……


再起動するとリストからKB2823324が消えます。

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in メモ,   ソフトウェア, Posted by logc_nt

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