「Google Chrome 26」安定版リリース、スペルチェック機能を大幅強化
By krossbow
Google Chromeの最新安定版である「Google Chrome 26」(26.0.1410.43)のWindows版、Mac版、Linux版がリリースされました。セキュリティの脆弱性を13件修正しているほか、スペルチェック機能が大幅に強化されています。
Chrome Releases: Stable Channel Update
http://googlechromereleases.blogspot.jp/2013/03/stable-channel-update_26.html
修正された脆弱性は危険度高のものが2件、危険度中のものが6件(うち1件はLinux版のみで発生)、危険度低のものが5件。このうち、Web Audioに関する危険度高の脆弱性についてはオウル大学セキュリティプログラミンググループ(OUSPG)のAtte Kettunenさんが発見したもので、Kettunenさんには1000ドル(約9万4500円)の報奨金が送られます。
Google Chrome Blog: Oodles of improvements to Chrome’s spell checking
http://chrome.blogspot.jp/2013/03/oodles-of-improvements-to-chromes-spell.html
スペルチェックに関しては、搭載されているすべての言語向けの辞書をリフレッシュし、さらに韓国語、タミル語、アルバニア語辞書が追加されました。また、辞書に追加したカスタム単語についても、同期によってあらゆるデバイスのChromeで同じように使えるようになります。
新機能としては、Googleに連想する候補を求める(Ask Google for suggestions)という選択肢が増えて、文脈に沿ったスペルチェックを支援してくれるようになります。
ただし、日本語はスペルチェックに対応していないため、日本のユーザーが得られる恩恵はあまりないかも……。
メニューの「Google Chromeについて」を見に行くと、インストールされているChromeのバージョンが「25.0.1364.172m」など最新版ではない場合、自動的にダウンロードが始まって……
「26.0.1410.43m」への更新が行われます。なお、特別なことをしなくてもアップデートはバックグラウンドで行われます。
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