新レンダリングエンジン「Blink」搭載の「Google Chrome 28」安定版リリース
by mera
WindowsとMac向けの「Google Chrome 28」安定版がリリースされました。今までChromeではHTMLのレンダリングエンジンとしてWebKitを使ってきましたが、このバージョンからは4月に発表した新レンダリングエンジン「Blink」が使われることになります。
Chrome Releases: Stable Channel Update
http://googlechromereleases.blogspot.jp/2013/07/stable-channel-update.html
リリースされたバージョンは「28.0.1500.71」。
新機能として搭載されたのは「リッチ通知」。5月にChrome Betaに搭載されたもので、対応した拡張機能やウェブサイトなどからの通知がデスクトップに表示されるようになります。
対応しているのはGmail、Googleカレンダー、Googleドライブ、各ウェブサイトなど。通知の有無は個別に設定することができます。
たとえばGmailだと差出人と件名を表示させたり、このように通知の中で写真を表示させたりすることも可能。
こちらはChrome OS版。見た目はほぼ同じ。
セキュリティ面では、危険度最大の脆弱性1件、危険度高の脆弱性4件など、合計で18件の脆弱性が修正されています。
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