ちょっと変わった吹雪のニックネームをGoogleマップ上に表示させた「Storm Names」
アメリカには激しい吹雪が訪れることが多く、それぞれにThe Weather Channelやローカルメディアによってニックネームがつけられるのですが、過去に訪れた吹雪のニックネームをGoogleマップ上に表示させたのが「Storm Names」です。
An Imprecise Geography of Obnoxious Snowstorm Nicknames - Atlantic Cities Staff - The Atlantic Cities
http://www.theatlanticcities.com/neighborhoods/2013/03/imprecise-geography-obnoxious-snow-storm-nicknames/4879/
アメリカの吹雪の名前はThe Weather Channelによってつけられることが多いのですが、全国的な名前とは別にローカルメディアによってニックネームがつけられることもしばしばあります。ワシントン・ポストはこれまで吹雪のニックネームを読者の提案と投票によって決定していましたが、現在アメリカに訪れている遅めの吹雪は投票を行う前に「Snowquester(雪の探求者)」という名が付けられたとのこと。この名前は写真家のPhil YabutさんがTwitter上でワシントン・ポストのCapital Weather Gang宛てにツイートを投稿し、他のフォロワーからの反応もよかったため採用されました。
ニックネームがSnowquesterに決定した際のCapital Weather Gangによるツイートは以下のもの。
The Weather Channelによる吹雪の名前は「Saturn」で、記事の見出しにも「Saturn」の方が使われています。
一方、Twitter上にはハッシュタグ「#Snowquester」を付けたツイートが大量に投稿されています。
これまで、ローカルメディアが吹雪に面白いニックネームがつけても、その名が地方の外に広まることはほとんどありませんでした。そこで、The Atlantic Citiesが作成したのが過去の吹雪の名前をGoogleマップ上に表示させた「Storm Names」です。マップ上には1862年から2013年までに訪れた大規模な吹雪のちょっと変わったニックネームを表示。ニックネームにはローカルのメディアが報じたものなどを使用しており、the Weather Channelが付けた名前は除外されているとのこと。
実際のStorm Namesは以下のような感じ。
Storm Names - Google マップ
より大きな地図で Storm Names を表示
マップには2007年に訪れた「February Fury(2月の激情)」や1888年の「The Storm of the Century(世紀の嵐)」、1991年の「The Perfect Storm(完璧な嵐)」、2012年の「Frankenstorm(フランケンストーム)」など、ちょっと変わったニックネームが表示されています。
また、現在訪れているSnowquester(雪の探求者)もマップ上に表示されていました。
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