ロープを簡単に固定し長さの調節も荷ほどきもあっという間に行えるアイテム「FISH BONE」
ロープを使って荷物をまとめる際にうまくまとめられず荷物がばらけてしまったり、縛りが緩すぎて荷物がズレ落ちてしまうということが起こりますが、ロープをあっという間に固定できるようにするアイテムが「Fish Bone」です。ロープの長さを自由に調整できるように固定したり、簡単に荷ほどきができるよう固定することなども可能で、用途に応じて様々な使い方ができます。
Fish Bone - Knotless Gear Tie
http://www.instructables.com/id/Fish-Bone-Knotless-Gear-Tie/
実際にFISH BONEを使っている様子は以下のムービーから見ることができます。
こちらがFISH BONE。全体に魚の骨っぽい凹凸があり、頭には穴があいています。
ロープをぐるぐるとFISH BONEに巻いて行きます。
こんな感じに。
1つにまとめたい荷物を並べて……
片端にFISH BONEがついたロープをグルッと巻いて、何も付いていない側のロープをFISH BONEの頭に引っかけます。
ロープをぎゅーっと引っ張ります。
魚の頭にぐるっとロープを一巻き。
これでOK。特に結んだりしなくとも、ロープがほどけて荷物がバラバラになってしまうことはありません。
ロープを巻いただけでは心配な人は頭に空いている穴にロープを通します。
完成。ガッチリ結んであり、ちょっとやそっとじゃほどけません。
FISH BONEの大きさは508mm×127mmで、鋼鉄製、アルミニウム製、チタニウム製の3種類があります。
ロープ(パラコード)も付属しており、使わない時はこんな感じでまとめておきます。
使用方法には「in line」「in loop」「quick release」「splice」など多数のものが存在しますが、登山用に作っているのではないため、山登りなどには使用しないで下さいとのことです。
以下はものをぶら下げる時に便利な「in line」。
ムービーでも登場した、しっかり結びたい時の「in loop」
ロープの端と端を固定する「splice」
ロープの調整が可能な「Guy Line」
2つのFISH BONEを重ね合わせて洗濯バサミにも早変わり。
しっかり固定し、あっという間にロープが外せるような使い方もできます。
実際にリリースをしている様子は以下から。
FISH BONE Quick Release Demo - YouTube
こちらも2つのFISH BONEを重ねて使用。
ロープの緊張を保ったまま、長さの調整が可能です。
ファスナーの代わりに取り付ければカバンが開けやすく、さらに必要時にいつでも使えるように持ち運べます。
重いクーラーボックスに取り付けておけば、荷台からの載せ降ろしも簡単に行えます。
FISH BONEを使ったまま乾燥機にかけてもロープがほどけてしまうことはありません。
Fish Bone in the dryer - YouTube
ちなみに、栓抜きとして使用することも可能です。
FISH BONEは現在KickStarterで商品化のために出資を募っている最中で、目標額1000ドル(約9万円)のところ既に6万9799ドル(約650万円)を集めており、出資を行えば商品をゲットすることが可能です。12ドル(約1100円)の出資によってステンレス製のFISH BONEを2つ、あるいはアルミニウム製のFISH BONE2つとパラコードのセットが手に入り、チタニウム製のFISH BONEは18ドル(約1700円)からで、いずれも日本に出荷する場合は送料として別途5ドル(約460円)が必要。なお、発送は2013年の3月を予定しています。
締め切りは現地時間で2月6日(水)、22時41分です。
FISH BONE - Knotless Gear Tie by Brent Garcia — Kickstarter
http://www.kickstarter.com/projects/699604098/fish-bone-knotless-gear-tie?ref=category
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