逃走中の容疑者がFacebookに「撃たれそう」と投稿した後で本当に撃たれて死亡
By gre.ceres
Facebookに「もうじき撃たれそうだ。さよなら」と投稿したユーザーが、その後本当に撃たれて死亡するというドラマのような出来事が起きました。このユーザーは実は事件を起こして逃走中でした。
Man shot dead after posting on Facebook: 'im about to get shot' - Technology on NBCNews.com
http://www.nbcnews.com/technology/technolog/man-shot-dead-after-posting-facebook-im-about-get-shot-1B8030757
1月17日の午前3時15分、ある男性が「もうすぐ撃たれそうだ。Peace(さよなら)」とFacebookに投稿。その後、撃たれて死亡しました。
ミシガン州イザベラ群のLeo Mioduszewski保安官によると、男はミシガン州マウントプレザント出身のラムゼーという人物で、16日夜に州立セントラルミシガン大学にいた女性に銃を突きつけて誘拐し、彼女の家のある通りまで車で移動したのちに性的暴行を働いたそうです。
このあと、ラムゼーは被害者女性を連れて車を走らせましたが、会話の中でラムゼーが自分を殺すつもりであることがわかった被害者は車から飛び降り脱出し、最寄りの家に駆け込んで助けを求めました。
この家の住民は彼女を家に迎え入れて警察を呼びましたが、その間にラムゼーがやってきて家にガソリンをまいて火をかけました。火をつけた後、ラムゼーは逃走したため、家人はすぐに火を消すことができて、被害は出ずに済んだそうです。
連絡を受けて出動した警察は数時間後、トラックを盗んで逃げるラムゼーを発見。警察官をはねながらも逃走したラムゼーでしたが、最後はトラックの運転席で警察官らによって射殺されました。
冒頭にある「撃たれそうだ」という投稿はこの最後の瞬間に送ったもののようで、友達からはジョークだろうというコメントが投稿されていました。
NBCによると、容疑者が事件の騒動の最中でSNSを利用していたというケースは他にもあり、2011年にはユタ州でモーテルに16時間立てこもった容疑者が拳銃自殺する前にSNSを利用していたという事例もあったそうです。
今や、何か事件があるとそれを目撃した人がTwitterでツイートしたり、SNSや2ちゃんねるに書き込んだりするのは珍しくもありませんが、事件当事者がその最中にツイートしたりすることも当然のことになっていくのかもしれません。
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