お漬け物でおせち三段重を作ってみたらこんな感じになりました

お正月太りと言われるぐらいに太ってしまう原因はそもそもおせちにあるのではないか？それ以前にそもそもおせちを腐る前に食べきろうとするから余計に太るのではないか？というか、あまりにも贅沢なものを食べまくって胃腸がアレなことになるせいで、胃腸を休める意味もあって「七草がゆ」みたいなものがあるのだとすれば、事前にそうならないようなおせちを作ればいいのでは？ということで、「日持ちがして安くて胃にもたれずそれなりにおいしいおせちはできないものか？」というわがままな願いを集約した「お漬け物おせち」を作ってみました。これなら余っても、もともと漬け物なので日持ちがするため、「ダメになる前に食べきらないと！」という強迫観念から逃れることができる……はずです。

今回使うお重はコレ

パカッと開くとこうなってます

フタ部分が取り皿っぽいものも兼ねられるというデザイン

市販の漬け物を買うよりも自分で作った方が安いケースもあるので、こんな感じで自作した漬け物も使います。

これも手作り品

レンコンを梅肉に漬けたものです

今回のポイントは彩りをいかにして豊かにするか、という点

さくさくと切ります

ちょうどレンコンの穴の部分に梅肉が詰まっていい感じに。

自家製の漬け物は和風の漬け物と言うよりも、ピクルスのような感じに近いものも作ることに。そのため、コストコで「一体誰が買うんだコレ」と言っていたハインツのやたらデカいビネガーを購入、あとはミツカンの本みりんと砂糖。

切った野菜や果物を漬けて香辛料で調えると洋風漬け物の完成

色鮮やか

デザートトマトを輪切りに。

こっちのプチトマトも輪切り。

セロリやカキもピクルス風に。セロリは臭みが抜け、カキは甘みが酸味と合わさってより引き立ちます。

レンコンや柚子も漬けておきました。

これは桜の花びらっぽく切っておいたニンジン

風味と色を付けるために他にも入れてます。やはりおせちなので艶やかに、そしてにぎやかにしておきたいところ。

カブ

スーパーなどで買ってきた漬け物各種

にぼしなどといっしょに漬けてまた違う風味にしたタケノコ漬け物

できればもっと漬けておきたいところですがタイムアップ

ほかにもいっぱい

使う分だけ取り出していきます

むきむき

定番のキュウリとナス

ザクザク

もうどんどん切っていくことに、ザックザック

普通のレンコンと、赤く染まったレンコンを重ねて切ります

形を整えていくと……

紅白のかまぼこっぽく見えるはず

こうやって見ると非常ににぎやかな感じになり、イメージしたとおりになってきました

ここで小梅登場

こうやっておだんごっぽくします

中央には種が入っているので、それを避けるようにして串刺しに。

こんな感じ

逆を向ければいかにもそれっぽくなる、というわけ。手間もかからないのでオススメ。

というわけで大体材料がそろってまいりました

漬け物ばかりだと見栄えがアレなので、リンゴ登場

こうやって切って……

飾り切りっぽくします

よいしょ

もうひとつ

エビもどき完成。こんなサイズの伊勢エビはいないので、これでOK。

しその葉を敷いて……

上にのせればいかにも伊勢エビっぽい雰囲気に。

ばばーん

いざ、盛りつけ開始

めちゃくちゃ色彩豊かに。

ぎゅぎゅっと詰めます、一の段完成

彩りがちょっと足りないっぽいので、ゆずをきって……

くるくる巻いて入れれば華っぽくなってこんな感じに。二の段完成。

そして三の段。

完成！

角度を変えてもう一枚、なかなかいい感じに仕上がりました。基本的にほとんどが漬け物なので、通常のおせちよりも日持ちする……はず！