レビュー

Android端末とPCの両方で使用可能、データの受け渡しに便利なUSBメモリ「600-GUSD8G」を使ってみた


ほとんどのAndroid端末はUSBケーブルでPCと接続するだけでデータのやりとりが行えるので便利なように思えますが、他の人からデータを受け取る場合などはプライベートな情報が詰まったスマートフォンを直接相手のPCと接続することに少し抵抗を感じなくもありません。そこで、今までPC同士で行っていたように手軽にUSBメモリでデータの受け渡しができるようにしたら便利なのではないか、という発想で作られた製品がAndroid端末とPCのどちらとも接続することができる「Android対応USBメモリ 600-GUSD8G」です。

スマートフォン対応USBメモリ(8GB・Android・USBホスト・GALAXY&Xperia&ARROWS対応) 600-GUSD8G
http://direct.sanwa.co.jp/ItemPage/600-GUSD8G


フォトレビュー

シンプルな透明のパッケージに入っています。


内容物はUSBメモリ本体の他に延長ケーブル、取り扱い説明書。


本体サイズは長さ58×10.5mmで、重量は約11グラム。


片方には通常サイズのUSB端子を搭載し、PCと接続可能。


PC用のUSB端子はmicro SDカードスロットを兼ねています。しかし、編集部で「Nexus 7」を使って試してみたところ、このスロットに挿したmicro SDカードを認識することはできたものの、ファイルを開いたり移動させたりすることはできませんでした。


反対側にはmicro USB端子を備えており、スマートフォンやタブレットに挿すことができます。


使ってみた

使用方法は一般的なUSBメモリと同じなのでテキストやムービー、画像などあらゆるファイルのやりとりが可能。今回はデジタル一眼カメラで撮影した写真をスマートフォンに送信する、というシチュエーションを想定して実際に使ってみることにしました。

PCのフォルダ内にある画像はこんな感じ。画素数が大きい写真の場合、5枚程度でも20MB近い容量になっておりメールの添付やクラウドストレージ経由でデータをやりとりするにはちょっと大きすぎるサイズです。


というわけで、まずは「Android対応USBメモリ 600-GUSD8G」をPCと接続。


ドラッグ・アンド・ドロップでファイルをUSBメモリに保存する手順は一般的なUSBメモリと同じ。


つぎにUSBメモリを取り外してデータを渡したいスマートフォンと接続します。


File Commander(無料)」などのアプリを使用してUSBメモリにアクセス。


するとPCから保存したファイルを見ることができます。


スマートフォンで撮影した写真をPCに渡す場合の流れは以下の通り。

まずはこんな感じで写真を何枚か撮ります。


Android対応USBメモリ 600-GUSD8G」を接続。


送信したい画像を選択して「コピー」をタップ。


USBメモリにアクセスして「貼り付け」をタップ。


後は「Android対応USBメモリ 600-GUSD8G」をスマートフォンから抜いてPCに挿すとこんな感じで写真を見ることができます。


というわけで、PCとAndroid端末の間で大容量データをやりとりする場合や、他人のPCに自分のスマートフォンを接続したくはないけれどもデータの受け渡しをしなければならない、といった場合に便利な製品。記事作成時点の価格は2480円で、Amazonから購入可能となっています。

Amazon.co.jp: サンワダイレクト スマートフォン対応USBメモリ 8GB Android USBホスト GALAXY Xperia ARROWS 対応 600-GUSD8G


なお、それほど大容量のUSBメモリでなくてもOKという人向けには4GBのモデルが1980円で販売されています。

Amazon.co.jp: サンワダイレクト スマートフォン対応USBメモリ 4GB Android USBホスト GALAXY Xperia ARROWS 対応 600-GUSD4G


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in レビュー,   モバイル,   ハードウェア, Posted by darkhorse_log

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