曲げ伸ばしできるカメラで隙間をのぞいてスマホで見られる「Wi-Fiくね撮りC」を使ってみた

クネクネと曲げ伸ばしができる金属製のチューブの先にLEDライト付きのカメラを取り付け、狭い隙間や暗い場所の様子をスマートフォンで見たり撮影したりできるカメラが「Wi-Fiくね撮りC」です。専用のフックや磁石をカメラの先に取り付けて棚の奥に落としてしまった物を拾う、エアコンや天井の奥などに差し込んで内部の状況をチェックする、といった用途に使用できる製品となっているようなので、今回は実機を購入してどのような映像が撮影できるのかいろいろと試してみることにしました。

小型・軽量の内視鏡型スコープカメラ「くね撮り（KUNEDORI）」｜スペックコンピュータ株式会社
http://www.spec-computer.co.jp/kunedori/

◆フォトレビュー

パッケージは以下の通り。カメラで撮影した映像はWi-Fi経由でスマートフォンやタブレットから見ることができるので、そのような使用法をイメージしたビジュアルが描かれています。

プラスチック製の丈夫なケースに入っており持ち運びに便利。

内容物はグリップの他に、曲げ伸ばしのできるカメラ部分とアクセサリーなど。

バッテリー、Wi-Fiなどを内蔵したグリップはこんな感じ。

上から見るとこうなっています。

凹凸のあるラバーが貼り付けてあるので汗をかいた手などで持ってもツルッと滑ってしまうことがありません。

実際に握ってみた所。

充電には付属のUSBケーブルとiPad用の電源アダプター(別売り)などを使用します。

先端にカメラが付いたクネクネと曲るチューブ。

薄いビニールのような物で覆われているので先端のカメラとチューブの部分は防水です。

カメラの解像度は640×480ドット。

レンズの脇にLEDライトが取り付けられており、暗い場所でも撮影ができます。

グリップとカメラを合わせた実測の重量は約368グラム。

本体とカメラを接続するとこうなります。

成人男性の手で握ってみた所は以下の通り。

チューブの先端に取り付けるアクセサリーはマグネット(左)、フック(中央)、鏡(右)の3種類。

マグネットはクリップやネジなどを拾い上げる際に使用可能。

フックは何かをひっかけて引きずり出すのに便利。チューブは柔らかめなので重量があるものを持ち上げることはできませんが引っ張り出すことは可能。

チューブを曲げて入れられない程狭い場所は鏡を使用して撮影することができます。

◆アプリの設定

カメラをオンにした状態で「iPhone 5」のWi-Fi設定画面を開くと「iBORESCOPE」と表示されているのでタップ。

説明書に書かれているパスワードを入力して「接続」をタップ。

アプリを起動して「IMAGE」をタップすればカメラから送られてくる映像を見ることが可能。

◆使ってみた

実際に使用している様子は以下の通り。アドホック接続で最大3台までのスマートフォンやタブレットに映像を送ることができます。

「Wi-Fiくね撮りC」を使用してエアコンの中を撮影してみた映像は以下で見られます。

「Wi-Fiくね撮りC」でエアコンの中を撮影してみた - YouTube

アクセサリーのフックを装着してクリップを拾う様子を撮影したムービーは以下でチェックしてみてください。

「Wi-Fiくね撮りC」に付けたフックでクリップを拾ってみた - YouTube

なお、同製品はAmazonから購入可能となってり価格は5万9850円です。

KN015:日本初iPhone/iPadで映像が確認できるフレキシブルスコープカメラ「Wi-Fiくね撮りC」

また、記事作成時点では、楽天ショップオープン記念ということで期間限定でほぼ半額の2万9800円で販売を行っています。

【楽天市場】【KUNEDORIショップオープン記念割引 50%OFF!!】日本初、スマートフォン・タブレットで映像が確認できるフレキシブルスコープカメラ「Wi-Fiくね撮りC」:KN015：スペックダイレクト楽天市場店

2013/03/22追記：
なお、現在Wi-Fiくね撮りCのアプリはバージョンアップによって映像が見られるだけでなく、ムービーの保存も可能になったとのこと。また、価格はオンライン特価で5万9850円から4万円にダウンしました。