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自分の真横やハイアングル・ローアングルで撮影できるiPhone用レンズ「HiLO Lens for iPhone」


iPhoneのカメラでハイアングルから撮影を行う時、画面を確認できず上手く撮れないことがありますが、iPhoneに横向きのレンズを取り付けることで真横やハイアングル・ローアングルからの撮影を簡単にしたのが「HiLO Lens」です。iPhone用レンズによく使われるミラーレンズではなく、ガラスの屈折によって光を曲げる構造なので、高画質での撮影を可能にします。

HiLO Lens for iPhone
http://www.hilolens.com/

HiLO Lens for iPhone & iPad by Mark Hampton — Kickstarter

HiLO Lensは様々なアングルからの撮影を簡単にするiPhone用のレンズ。


こんな感じでiPhoneに取り付けます。


下向きにしても使用可能。


3枚のレンズとプリズムによって構成されています。これらの光学部品によって小さくても視野のすべてを撮影できるように。


ミラーレンズで撮ったものは低画質で汚い仕上がりになりがちですが、HiLO Lensでは0.01mmの微妙なニュアンスも捉えることが可能になっています。以下がミラーレンズで撮影した低画質の写真。


そしてこちらがHiLO Lensで撮影した写真。


建物を撮るとき、これまでなら左のように構えて撮影する必要がありましたが、HiLO Lensなら建物を見上げなくてもOK。


HiLO Lensを使用して撮影を行っている様子は以下から見ることができます。


こちらが製作者のMark Hamptonさん


HiLO Lensを使用しない時はカバーを使用します。カバーをあけると……


こんな感じに。こちらがカメラとの接触面です。


レンズ正面。


HiLO Lensは特殊なテープを使用しており、レンズはカバーを取ればそのままペタッとiPhoneにくっつくようになっています。


iPhoneを下向きにしてもカメラはくっついたまま。なお、iPhoneが汚れているとレンズがつきにくくなるので、その場合はiPhoneをキレイにしてから使用してください、とのこと。


指先でつまめるサイズです。


みんなで写真を撮ろう、という時に……


HiLO Lensがあればハイアングルからの撮影でも、画面の確認が可能に。


被写体が写真からはみ出てしまったり、あらぬところを写してしまうことなく、狙った写真が撮れます。


床でゴロゴロするネコを撮る時でも……


床に寝転がることなく、スマートに撮影ができるように。


ペットの可愛い一瞬を写真に閉じ込めます。


また、無料アプリをダウンロードするとタイマーを使った撮影も可能。


慌てることなく、ゆったりとスタンバイし……


画面にはカウントダウンの文字が表示されます。


iPhoneを寝かせたまま撮影するので、途中でアングルがずれてしまったりすることもありません。


HiLO LensはiPhoneだけでなくiPadでも使用できます。


HiLO Lensを使って撮影した写真たちは以下から。


アプリを使って写真を加工することもできます。


雰囲気のある1枚に。


なお、HiLO Lensは現在商品化のための出資を募っている最中。60ドル(約4700円)の出資によってHiLO Lensを1つゲットすることができ、増額するとカバーの色を変更したりとカスタマイズが可能で、アメリカ国外の場合が送料として別途10ドル(約800円)が必要とのことです。


締切りは日本時間の11月21日(水)午前11時です。

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in 動画,   デザイン, Posted by darkhorse_log

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