列に並びハッピーターン専門店の「ハッピージョイ」全7種類をゲットしてきた

「従来の米菓の枠を超えた商品を提案したい」と限定版のハッピーターンを阪急うめだ本店で販売している亀田製菓。以前、記事にしたように、購入客の列は3時間待ちになることもあるほどの盛況ぶり。前回はあまりの長蛇の列に恐れをなしてすごすごと退散したわけですが、今回は気合を入れて列に並び、「ハッピージョイ」の7種類の味をなんとかゲットすることができました。

HAPPY Turn's | 亀田製菓株式会社
http://www.happyturn.com/happyturns/

今回は1時間30分ほどの待ち時間。気合を入れて列に並びます。

列に並びゲットしてきたのはこちら。左がハッピーポップの30個入り(税込1575円)、右がハッピージョイの12個入り(税込525円)。ハッピーポップには「HAPPY Turn's」の代表商品であるハッピージョイ7種類のうち、和三盆を除く6種類の味が入っています。あとは、和三盆の味を個別で買えば「全7種類の味を試せる」ということで、和三盆だけを12個入りで買っているというわけです。

まずはハッピーポップから開けてみることに。箱はガッチリとしてして赤が映える上品な感じ。

原材料はそれぞれの味ごとに記載されています。

中はこんな風になっています。カラフルでキレイなので、贈り物にする場合にも使えそう。

箱の中にはメープル、木苺、カマンベールチーズ、抹茶、黒糖、紫芋の6種類が、それぞれ5個ずつ、合計30個入っています。

まずはメープル味からいただきます。最初はメープルの強い甘さが舌の上に広がるのですが、サッと引いてその後にはハッピーターンの米の風味が感じられます。粉の粒子が非常に細かくなっていて溶けやすくなっているのがポイント。

次は木苺味。北米産ラズベリーから作ったラズベリーパウダーを使用しているとのこと。口に入れた瞬間、ラズベリーの甘酸っぱさが感じられ、かむごとにラズベリーの甘さが広がる感じ。ラズベリー味が食べた瞬間にそれとわかるほどに感じられるのがグッド。ハッピーターン特有の米の風味は弱めながらもしっかりとあります。これ単体で食べるのも良いですが、何種類か揃えて食べるとこの酸味のある味が際立って良いアクセントになりそう。

チーズパウダーがぎっしりとついたカマンベールチーズ味。鼻の方にまで広がるほどの濃厚なチーズの風味が感じられますが、くどい感じはなく後味はさわやか。木苺味の後に食べたので、チーズの甘みがよりよく感じられました。このように何種類かで食べる場合は、食べる順番によって味覚に変化がありそうです。

こちらは抹茶味。辻利一本店の宇治抹茶を使用したという本格的な一品。まず香り立つお茶の香りが非常によく感じられます。

食べてみると、抹茶の甘みと苦味が混じり合った上品な味が感じられ、食べ終わった後にはほんのりと苦味が余韻に残ります。アイスなどのデザートには苦味を無くした甘さ際立つ抹茶味が多いですが、こちらはまさに抹茶の味をそのまま使用したような味。この味がハッピーターンの米の優しい味によくマッチして感じられました。

黒糖味にもチャレンジ。メープル味は最初に甘みがガツンと来るのですが、こちらの黒糖味はかむごとに甘みが増す感じ。芳香な黒糖のコクのある甘みを最後まで感じることができます。その分、ハッピーターンの味はちょっと弱く感じられますが、これも何種類かで食べる場合には良いアクセントになりそう。

九州産アヤムラサキを使用した紫芋味。芋の柔らかな甘みと米の味がベストマッチ。甘さが強すぎることもないので、食べやすくなっています。後味にしっかりと米の風味が感じられるのが、グッド。

ということで、残った和三盆はこちらのハッピージョイでいただきます。パックも凝ったデザインで、こちらもお土産などに使えそう。

原材料を見ると和三盆糖の記載を発見。和三盆は精糖の作業が複雑で、砂糖としては最も高価であり、高級和菓子用の砂糖として有名です。

12個入り。

パッケージはこんな感じ。

さらりと口溶けのよい甘みが広がり、豊かな風味があります。ハッピーターンの特徴である甘じょっぱい感じが最後にはしっかりと味わえ、ハッピージョイのシリーズの中では一番ノーマルのハッピーターンに近い味。なので、昔ながらのハッピーターンに親しみがある人は、まずはこれを試してみるといいかも。

どの味も、ハッピーターンの特徴を残しつつ、いろいろな工夫を加えた味が良く楽しめる内容でした。まだまだ容易に入手できない状況ではありますが、それだけにゲットできたときのうれしさは大きいもの。さらに、その期待を裏切らない味になっているので、ハッピーターンが好きな人は苦労してでも手に入れる価値はありそうです。