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オーストラリアのギラード首相が2012年人類滅亡説をネタにしたムービー公開


マヤ歴が2012年12月21日で終わっていることを根拠として2012年人類滅亡説を唱える人が居ますが、オーストラリアのジュリア・ギラード首相がこの説をネタにして、国民に世界の終わりを告げるムービーが話題を呼んでいます。

Julia Gillard: 'The end of the world is coming' | adelaidenow
http://www.adelaidenow.com.au/news/national/julia-gillard-the-end-of-the-world-is-coming/story-fndo1sx1-1226531023530



Australia's Gillard in spoof: Mayans were right, world is ending - Yahoo! News
http://news.yahoo.com/australias-gillard-spoof-mayans-were-world-ending-110602860.html



上記リンク先のほか、YouTubeにもムービーがアップされており、実際の演説を見ることができます。
PM Julia Gillard Addresses the End of the World - YouTube


ムービーの中でギラード首相は「親愛なるオーストラリア国民のみなさん。世界の終わりがやってきます」と、いきなり世界の終わりを宣告。


2000年問題(Y2K)や、炭素税が導入されたことによる炭素価格の問題よりももっと恐ろしいことに、マヤの暦は真実だったと続けるわけですが、その根拠は「CSIRO(オーストラリア連邦科学産業研究機構)が確認していなくても、Triple Jによると真実だ」。Triple Jというのはオーストラリアの若者に人気があるラジオ局で、このムービーはギラード首相が自らをアピールするために作ったもの。

「『最後』が肉食性のゾンビによるものか、悪魔のような地獄の獣によるものか、K-POPによる征服なのかはわからない。でも、1つ確かなことは、私は最後まで戦い続けるということです」と、ムービーはまるでいい話だったかのように締めくくられています。

YouTubeのコメントなどを見ていると、「これでギラード首相が好きになった」と狙いにハマってしまった人もいる模様。

ちなみに、オーストラリアのラジオ局が仕掛けたイタズラということでは、ついこの1日前に、妊娠中のケンブリッジ公爵夫人キャサリン妃(ケイト・ミドルトン)さんが通院中の病院に対して、エリザベス女王とウィリアム王子を騙ったニセ電話をかけていろいろな情報を聞き出すというイタズラがあり、ラジオ局が謝罪したばかり。

12月8日追加:この電話を取り次いだ看護師が自殺したとのこと。

そのためか、Mail Onlineは今回のギラード首相のムービーについて、「またオーストラリアのつまらないジョークか」とバッサリ切り捨てました。

Australian PM Julia Gillard says the world IS going to end! But don't worry it's just another Australian radio prank | Mail Online
http://www.dailymail.co.uk/news/article-2243796/Australian-PM-Julia-Gillard-says-world-IS-going-end-But-dont-worry-just-Australian-radio-prank.html



BBC News - Royal pregnancy: Hoax call fools Duchess of Cambridge hospital
http://www.bbc.co.uk/news/uk-20610197



もし日本で、同じようなことを首相がやったら大変なことになりそうです。

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in メモ,   動画, Posted by logc_nt

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