試食

ピンク色や紫色をした希少品種のじゃがいもを使ったカラフルなポテトチップが菊水堂より登場したので食べてみた


製造現場から直接発送の揚げたてポテトチップスを、無添加のまま味わえるのが「菊水堂のポテトチップ」。今回、菊水堂と日本いも類研究会とが共同で「新品種のじゃがいもに親しんでもらいたい」との考えから、希少品種を含むいろいろな品種のじゃがいもをポテトチップスにしてみたところ、カラフルな色のポテトチップスに仕上がったとのこと。実物を送ってもらい、見た目や味をチェックしてみることにしました。

『幻のカラフルポテトチップ』
http://www.facebook.com/kikusuido?sk=app_186102038113035&app_data=eyJpZCI6IjI4MzUxIn0%3D

送られてきた箱を開けてみると、「ポテトチップス」の文字とカラフルな何かが登場。


出してみるとこんな感じ。全部で5種類のじゃがいもがポテトチップになっています。


それでは1つずつチェックしていきます。まずは「らんらんチップ」という品種から。


「らんらんチップ」はポテトチップにしたときの色が優れているのが特徴で、カルビーの「ポテトチップス」にも使用されています。


ということで、オーソドックスなポテトチップスと見た目は同じ。


味付けは薄塩で、後味にじゃがいものほのかな風味が感じられ、味もカルビーやコイケヤのポテトチップスと大きく変わりません。パリッとした軽やかな食感も良く、どんどん次が欲しくなります。


次は「こがね丸」という品種。


一見、「らんらんチップ」とあまり変わらない感じですが……


並べてみると微妙にですが、色合いが異なります。左の「こがね丸」が右の「らんらんチップ」よりも若干黄色味が強いです。


見た目以上に食べた感触は「らんらんチップ」と異なっていました。まず歯応えが違い、パリッとしつつもしっとりとした食感。味としては「らんらんチップ」よりも甘みが強く、いもの風味も強め。フライドポテト用として使用されることが多いようですが、確かにこのしっとりとした甘みはフライドポテトに合っているかも。軽やかな食感でえぐみが無く食べやすい「らんらんチップ」と比べると、ちょっと味がしつこいかなという気もしますが、「あの味では物足りない」という人には向いているかも。


明らかにこれまでのポテトチップとは異なる色のこちらは「ノーザンルビー」。アントシアニンを多く含み、調理後も色が落ちないため、このようなピンク色のポテトチップになっています。


希少品種で、このようなピンク色のポテトチップは非常に珍しいとのこと。


沖縄のお菓子などに使われるサツマイモの一種「ムラサキイモ」のような色合い。


「らんらんチップ」と「こがね丸」と並べてみました。食べるのをためらいたくなるほどに、独特の色です。


歯応えは「らんらんチップ」に似ていて食べやすいですが、味はちょっと薄め。かめば、後味にほんのりと甘みが出てきます。見た目のインパクトと比べると、ちょっとパンチの足りないかなという感じ。


次もかなり見た目が独特な「キタムラサキ」。


模様が花柄のようで、朝顔のような見た目。「まだあまり市場に出回っていない、とても珍しい品種」だとのことで、確かに普通にスーパーに売られているところを見たことがありません。


左が「キタムラサキ」で右が「ノーザンルビー」。「ノーザンルビー」は赤味が強くでていてピンクっぽいですが、「キタムラサキ」は青味が強く、紫色です。


「ノーザンルビー」と似たような味で、一口目の味は薄いですが、かめばかむほど甘みが感じられます。後味も薄く、こちらも見た目の割にはインパクトの無い味。いも自体の味が薄いので、ちょっと多めに塩をふるといいかも。


ラストはアルミのパッケージの「シャドークイーン」。


出してみると、「キタムラサキ」よりも格段に濃い紫色が見えました。紫肉品種「キタムラサキ」の開放受粉種子より選抜された物を育成することで、この鮮やかな紫色を実現しているそうです。


まるでポテトチップが「食べるな危険」という警告色を出しているかのよう。


「ノーザンルビー」や「キタムラサキ」と比べても色の濃さは圧倒的。


味は「キタムラサキ」と同じで、薄味。かめばかむほどに甘みは出てくるのですが、「あともうちょっと甘みを感じたい」というところで、じゃがいもが無くなってしまうので、普通のポテトチップスよりもぶ厚い方が合ってそうな感じ。味は見た目ほどの強さはありませんが、色鮮やかさを楽しむには良いかも。


今回のこの5種類のポテトチップは商品化の予定は未定ですが、現在「できたてポテトチップの菊水堂 - 懸賞 | Facebook」上で、抽選でプレゼントしているとのこと。普段決してスーパーやコンビニなどに並ばない色のポテトチップもあるので、興味のある人は応募してみるといいかも。


また、11月15日(木)正午注文締切の11月16日(金)発送の「できたてポテトチップ」には「キタムラサキ」のポテトチップがおまけでついてくるそうです。

この記事のタイトルとURLをコピーする

・関連記事
ジャガイモと塩と油のみで正真正銘本物のうすしお味、菊水堂のポテトチップを食べてみました - GIGAZINE

カルビー×ケンタッキーの初のコラボ商品「ポテトチップス 旨塩生姜チキン味」を「旨塩生姜チキン」と食べ比べてみた - GIGAZINE

日清焼そばをポテトチップスで表現するとこうなる湖池屋「日清焼そばチップス」をカリカリと味わってみた - GIGAZINE

あのフライパンで作るチキンラーメン焼そば「焼チキン」が全く別の味に変化「焼チキン ポテトチップスのり塩風」試食レビュー - GIGAZINE

エースコックの「カルビーピザポテト味焼そば」がどこまで「ピザポテト」を再現できたのか実際に食べて確認してみました - GIGAZINE

in 試食, Posted by darkhorse_log

You can read the machine translated English article here.