クアッドコアプロセッサー搭載サウンドカード「Sound Blaster Z」を使ってみた
24bit/192kHz処理の高品質ステレオ出力に対応したクアッドコアオーディオプロセッサー「Sound Core3D」搭載のクリエイティブ製サウンドカードが「Sound Blaster Z(サウンド ブラスター ゼット)」です。
Sound Blaster Z Sound Card
http://jp.creative.com/products/product.asp?category=1&subcategory=872&product=21402
◆フォトレビュー
パッケージはこんな感じ。
内容物はサウンドカード本体、マイク、専用ソフトウェアのインストールディスク、マニュアル(日本語あり)など。
サウンドカードの外観は以下の通り。
マザーボードとの接続にはPCI Expressを使用。
ライン入力/マイク入力共用端子(3.5mmミニステレオ)、ヘッドホン出力端子(3.5mmミニステレオ)、ライン出力端子(3.5mmミニステレオ)×3、光デジタル出力端子(角型)、光デジタル入力端子(角型)を搭載。
裏面はこんな感じ。
◆取り付け
編集部で使用しているWindows 7を搭載したデスクトップPCに「Sound Blaster Z」を取り付けてみることにしましょう。
空きPCI Express×1があれば取り付けが可能。
カードをスッと差し込みます。
ねじ止めが必要なのは1ヵ所のみ。
取り付けが完了するとこんな感じ。慣れていれば3分もかからない作業。
背面から見るとこんな感じで端子がならんでいます。
◆専用ソフトウェアのインストール
付属のCDから専用のコントロールソフト「PROSTUDIO」をインストール。
ダブルクリックでインストーラーを起動
「OK」をクリック
しばらく自動でインストールが進行
「次へ」をクリック
「使用許諾契約の条項に同意します」にチェックを入れて、「次へ」をクリック
「次へ」をクリック
「次へ」をクリック
「インストール」をクリック
こんな感じで自動で作業が進みます
PCを再起動した後に、タスクバーにアイコンが現れればインストールは完了
◆使ってみた
初回起動時の画面は以下の通り。
まずは「Creative GigaWorks T40 Series II (税込1万4800円)」を接続して音楽を聴いてみることにしましょう。
「PRO STUDIO」の設定はアナログの2chのフロント用の「ステレオダイレクト」を選択。なお、このモードでは24bit/192kHzステレオダイレクト出力モードが利用可能です。
CDと同等のクオリティである16bit/44.1kHzのWAVファイルをWindows Media Playerで再生し、「Sound Blaster Z」からスピーカーに出力した音を録画したムービーは以下の通りです。 なお、ビデオカメラのマイク性能の限界やYouTubeにアップする時点のデータの圧縮により音質が劣化してしまっているはずなので、あくまで参考程度として聞いてみてください。
管楽器が主に鳴っているオーケストラのサウンドは、低域から高音域まで籠ることなくハッキリと聞こえており癖の少ない音になっている印象です。
オーケストラサウンドで「Sound Blaster Z」の音質をチェック - YouTube
ドラムソロの音源は2mほど離れた場所から聞くとクリアーでかなりの臨場感があるサウンドでした。
ドラムサウンドで「Sound Blaster Z」の音質をチェック - YouTube
ピアノの速弾き演奏を再生している様子は以下のムービーでチェックしてみてください。
ピアノラサウンドで「Sound Blaster Z」の音質をチェック - YouTube
専用マイクはディスプレイの上部に置いて使用します。
「PRO STUDIO」で設定を行えばハンズフリー通話などスピーカー使用時に発生しやすい、エコー(ハウリング)やバックグラウンドノイズを低減することが可能。
近所への騒音が気になってスピーカーから大音量が流せない、という場合はヘッドフォンを利用すればOK。
「Sorround」や「Bass」のレベルに調整することでかなり臨場感のあるサウンドを楽しむことが可能。特に「Bass」の効果は大きく、強めに設定しておくと映画館で体験する腹に響くような低音を再現可能することができました。
なお、「Sound Blaster Z」は税込み1万2800円でCREATIVEのサイトから購入可能です。
Sound Blaster Z Sound Card
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