世界初のモバイルバッテリーになるPHS「ENERUS（エネルス）」実機フォトレビュー

1700mAhのバッテリーを内蔵しUSBモバイルバッテリーとして使える世界初のPHS携帯電話がウィルコムから12月13日(木)に発売される予定の「ENERUS（エネルス）WX03S」です。国内最長クラスとなる約14時間の連続通話時間・約45日もの連続待受時間を実現しており、スマートフォンなどへ給電中のユーザー自身で設定したバッテリー残量（10～90％）で自動的に給電をストップし、給電後においてもENERUSでの通話やメールに十分なバッテリーを保つことが可能で、さらに連続給電時間によって給電を停止する機能も搭載しています。

WILLCOM | ENERUS
http://www.willcom-inc.com/ja/lineup/wx/03s/index.html

WILLCOM｜「ENERUS＜WX03S＞」の発売について　～世界初モバイルバッテリー機能搭載端末を発売～
http://www.willcom-inc.com/ja/corporate/press/2012/11/01/index.html

カラーバリエーションは全4色。

本体サイズは縦124×横50×厚さ13.6mmで、バッテリー込みの公称重量は約111グラム。

片手でも握りやすく、長時間通話していても疲れにくいコンパクトな大きさ。Bluetooth Ver 2.1+EDR対応なので、スマートフォンをカバンなどに入れたままでエネルスをハンドセット代わりにして着信を受けたり、音楽再生をコントロールしたりできます。

ディスプレイは2.4インチのQVGAサイズ。

プチプチとした押し心地のハードウェアキーボードを搭載。

エッジは丸みを帯びており、ポケットなどからの出し入れの際に引っかかりづらくなっています。

裏面はこんな感じ。

右側面。

本体上部の位置にロックボタンがあります。

ストラップホール付き。

左側面には何もありません。

上部。

下部。

フルサイズのUSB端子を備え、ここからさまざまな機器に給電可能。

実際に手持ちのiPhoneを接続してみたところ、ちゃんと充電することができました。なお、5Vの500mAhでの給電になるため、iPadなどへの充電には対応していません。

というわけで、予備バッテリーとして使用できるだけでなくBluetooth接続のハンドセットとしても使用できるのでスマートフォンとPHSの2台持ちをしている人は要チェックの1台です。なお、価格はオンラインショップ「ウィルコムストア」にて「W-VALUE SELECT」を利用して一括購入の場合は2万9520円となっています。