子どもたちが本物の武器で戦争ゴッコする映画「I Declare War」予告編ムービー
夏休みに森の中で繰り広げられている戦争ごっこ。そこに嫉妬と裏切りが加って一転、ドロドロした“殺し合い”に発展する……という、キャストが子どもばかりの映画「I Declare War」の高画質な予告編が公開されました。映画はトロント国際映画祭への出品が決まっています。
I DECLARE WAR
http://www.ideclarewar.ca/
I Declare War - The Movie | Facebook
http://www.facebook.com/IDeclareWarTheMovie
I DECLARE WAR Trailer | TIFF Festival 2012 - YouTube
双眼鏡で偵察をしている少年PK。チームの1つを率いる指揮官で、賢く、残酷な、優れた戦術家です。映画「パットン大戦車軍団」が大好き。
PKのチームのベースキャンプで作戦会議中。小枝を使って銃を作っているような戦争ごっこにもルールがあり、「ベースキャンプの移動は禁止」「撃たれたら蒸気船10隻をカウントするまで復帰禁止」「手榴弾は食らうと死亡」と決められています。
「敵が来たら全員撃て、全員殺せ」とPK
「わかった、ちゃんとやる」と答えているのはウェズリー
敵を見つけて激しく銃撃を加えます。
サングラスをかけているのはPKと敵対するチームの副官、スキナー。PKを倒すことに執念を燃やしており、自軍の指揮官であるクインを排除してチームを掌握。
PKの親友クォンは、スキナー側に捕まって捕虜になってしまいます。
スキナーはPKの情報を聞き出そうとクォンに拷問を加えます
PKはクォンを救出するべく動き始めます……
そんな戦いの中に現れたのがジェスという女の子
ジェスはスキナーチームのシコルスキーとフロストに出会い、シコルスキーはジェスに興味を持ちます。しかし、ジェスは戦争ごっこに参加している男の子の1人のことが気になっていて、興味を引くために自分一人で戦争ごっこの勝利を目指していました。
嫉妬、裏切りなどの気持ちが入り乱れた戦争ごっこの行方は……?
TIFFでプログラムを担当したSteve Gravestockさんは、若者が戦争ごっこに興じるこの映画をピーター・ブルック監督の「蠅の王」(1962年作品)やリンゼイ・アンダーソン監督の「If もしも……」を思い起こさせるものだと評しています。映画を制作したsamaritan entertainmentは、本物の子どもたちが出演した“少年冒険映画”であるとコメントしています。
なお、映画の公開時期や公開国は未定です。
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