レビュー

一体どの缶切りが一番使い勝手がいいのか?メリケンサックっぽく握ったりする缶切りなど5種を使って開けまくってみた


プルトップ式の缶詰ばかりを食べていたら、いつの間にか台所にあったハズの缶切りの場所がわからなくなってしまったのでAmazonのレビューなどを参考にしつつ、割と評判の良かった製品を購入して使い勝手を調べて見ることにしました。なお、今回購入したのはスタンダードな「てこ式」2種とダイヤルをグリグリ回して缶を開ける「ねじ式」3種の合計5種類です。

実際に開けてみた缶はコストコで購入したチキンの缶詰。


Amazon.co.jp: PRINCE ライフオン(Life on) ステンゴールド缶切り: ホーム&キッチン(税込み735円)

ヘビーデューティーな造りのステンレス製の缶切り。


銀色1色のシンプルな外観。


裏側はこうなっています。


刃はこんな感じ。


メリケンサックのように握り込んで使用します。


栓抜きとして使う場合は以下の通り。


実際に缶を開けてみました


缶を開け終わった後の切り口はこんな感じ。


フタを切っている様子は以下のムービーでチェックしてみてください。

力を入れ易い固定刃式の「PRINCE ライフオン ステンゴールド缶切り」 - YouTube


実際に切ってみたところ、手首のひねりを活かしてグイグイと切っていけるのでテコ式の中では割と素早く缶を開けられる印象。力も入れやすいので堅めの缶を開ける際にも便利そうです。


Amazon.co.jp: AZICA(アジカ) ハンディオープナー AZ-024: ホーム&キッチン(税込み420円)

今回レビューする5つの中では最安値のモデル。


棒状のシンプルな構造。


ワインのコルクを抜くのに使う「ワインオープナー」付き。


栓抜きもあります。


缶切りの刃はこんな感じ。


缶を開けている所は以下の通り。


フタに残る切り口は波状。


缶を開けている様子は以下のムービーでも見られます。

スタンダードな固定刃式缶切り「AZICA ハンディオープナー AZ-024」 - YouTube


実際に使ってみたところ、縁にひっかける缶のフックもしっかりしており刃の切れ味も問題なくザクザクと切っていけるので特に不満はありませんが、業務用などで複数の缶詰を素早く開ける必要がある場合には向かなそうです。

Amazon.co.jp: 【業務用】 歯車式 缶切 C-9534: ホーム&キッチン(税込み1140円)

今回レビューした「ねじ式」の中では最安のモデル。


銀色一色、金属パーツのみのシンプルな外観。


刃の部分はこうなっています。


このパーツをグルグルと回すと缶が切れる仕組み。


栓抜きとして使用している所は以下の通り。


実際に缶を切っている様子はこんな感じ。


フタの切り口はてこ式の様に波型にならずまん丸です。


フタを開けている様子は以下のムービーで見られます。

スタンダードなねじ式「歯車式 缶切 C-9534」 - YouTube


実際に使ってみたところ「てこ式」よりは力を使わずに開けることができましたが回転させるねじの部分がやや堅く、滑り止めなどもないので油などが手に付くと作業効率が落ちてしまうのが難点。

Amazon.co.jp: Victorinox カンオープナー レッド 76857: ホーム&キッチン(税込み1575円)

スイス・アーミーナイフで知られるビクトリノックス社が作った缶切り。


外観はこんな感じ。


刃の部分は以下の通り。


グルグルと回す部品には滑り止めの付いたプラスチックのカバーが掛けられているので力を入れやすくなっています。


栓抜きとしても使用可能。


缶を切っている所はこんな感じ。


缶の切り口はきれいなまん丸になります。


スルスルとスムーズに缶を開けていく様子は以下のムービーで見られます。

ビクトリノックス製「カンオープナー レッド 76857」 - YouTube


実際に缶を開けてみた所、ねじ部分が大きめにできているため力が入れやすくスムーズに切るることができたので手の力が弱い人でも割と簡単に缶を開けることができそうです。

Amazon.co.jp: LEIFHEIT カンオープナー セイフティー (コンフォートライン) 62110: ホーム&キッチン(税込み2625円)

今回レビューした中では最も値段が張る製品。


外観はこんな感じ。


刃の部分は以下の通り。


栓抜きとして使うこともできますが、フタに力を掛ける部分が狭いので使い勝手は良くありません。


実際にフタを切っている所はこんな感じ。


フタの上の部分には点線がつくだけなので一瞬「アレ、フタが空いていない?」と思ってしまうかもしれませんが……


側面がパカッと切れています。


後は缶切りに付いているクチバシのようなパーツでフタをつかんで外せばOK。


こんな感じでフタが取れるので、このまま缶の上に戻せば密閉はできませんがフタとして再度利用することが可能。切り口も鋭利にならないので安全面のメリットもあります。


側面から缶を切る「LEIFHEIT カンオープナー セイフティー 62110」 - YouTube


実際に使ってみた感想としては刃の切れ味も良く、フタが再利用できる点も割と便利そうなので値段相応の機能を備えた製品として納得できる作りになっている印象です。

◆まとめ

というわけで、缶詰を頻繁に食べるのでフタを切る際のスムーズさや安全性を重視したいという人には「LEIFHEIT カンオープナー セイフティー 62110」が、逆にほとんど缶切りを使わないのでコストパフォーマンス重視で選びたいという人には「AZICA(アジカ) ハンディオープナー AZ-024」がオススメです。

なお、最も軽い力で缶を開けられたのは最後の「LEIFHEIT カンオープナー セイフティー 62110」で、ビクトリノックスの「カンオープナー レッド 76857」もほぼ同じ位のスムーズさでした。また、メリケンサックっぽい形状の「PRINCE ライフオン(Life on) ステンゴールド缶切り」は手首のひねりを使って瞬間的に強い力を加えることができるので厚めのフタに穴を開ける場合に最適です。

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in レビュー,   ハードウェア,   動画, Posted by darkhorse_log

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