レビュー

らせん状の溝で麺類などをシッカリとつかむ「六角トルネード箸」レビュー


あけぼの六角トルネード箸(税込み380円)」は先端に特殊な溝を付けることで、握力の弱い人やお年寄りでも滑りやすい麺などをきっちりとホールドできるようにした、という製品。一般的な箸でも問題なく麺類をつかめる、という人でも「カレーうどんがツルンと滑った際に飛び散った汁で服に染みが!」というような経験をしているかもしれないなので、そういった事故を防ぐためにもこの箸が役立つかどうか、実際に使ってその「滑らなさ」具合を試してみることにしました。

外観はこんな感じ。長さは約22.5センチで、一般的な割り箸よりは少し長め。


耐熱性に優れるSPS樹脂(シンジオタクチックポリスチレン)製で、高温は200度まで、低温はマイナス20度まで耐えられるとのこと。なお、発売元はプラスチックの総合メーカー曙産業です。


黒一色のシンプルなデザインなので幅広いシチュエーションで使用可能。


先端には3本の細い溝が渦巻き状に付けられているので表面がツルツルしている食材にもしっかりとくいこんでホールドすることができます。


柄は六角形になっているので手になじみ握りやすく、テーブルに置いた際にも転がりづらいので便利。


重量は約18グラム。


「六角トルネード箸」でうどんを持ち上げてみるとこんな感じ。一般的なプラスチック製の箸と比べると、半分程度の力でつまんでもしっかりと麺をつかみ続けることができます。


以下のように箸がテーブルと垂直になるまで傾けても麺が落ちません。


ところが、一般的なプラスチック製の箸では、箸をテーブルと約45度に傾けた時点で麺がツルリと落ちてしまいます。


表面に油がついているので、プラスチックの箸でつかむととても滑りやすい油揚げもしっかりホールド可能。なお、口の中に箸を入れた際には溝のザラツキを少しだけ感じますが、慣れてしまえば問題のないレベル。


箸をテーブルと垂直にしても落ちることはありません。なお、この状態でも力いっぱいつまんでいる、ということはなく、あくまでも普通に箸を使うときの力の入れ具合です。


追いオリーブをして油でヌルっとしているスパゲティーもしっかりとつかめています。


麺を専門に扱う飲食店などはもとより、自宅で良く麺類を食べるという人はより快適な食事をするために購入を検討してみるといいかもしれません。

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in レビュー,   ハードウェア,   デザイン, Posted by darkhorse_log

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