ホワイトボードに書いた内容をスマホでゆがみなく撮影し整理できるようにする「ショットノート ホワイトボードタイプ」を使ってみた
ホワイトボードは会議の予定を書いたりその場で出たアイデアをメモしたりするのに便利ですが、当然のことながら使い終わったら内容を消さなければいけないので記録という用途には向きません。もちろん、カメラで撮影しておけば後から見返すことはできますが、写真がゆがんでいたり斜めになっていて見栄えが悪かったり、ファイル名の管理が面倒くさかったりして不便。
というわけで、小型のホワイトボードとして使用できるシートに専用のマーカーを打つことでスマートフォンで撮影すると自動補正をかけてゆがみのないまっすぐな画像を記録することができ、撮影日やファイル名の記録も手軽にできるようにした製品が「ショットノート ホワイトボードタイプ(税込8925円)」です。
パッケージはこんな感じ。
取り出してみました。
シートの大きさは縦80センチ×横60センチ。
裏面はマグネットになっているので黒板やホワイトボード、鉄製のドアなどに貼り付けて使用できます。
左隅には「SHOT NOTE」のロゴ。
隅にはゆがみ補正を行うためのマーカーがあります。
上部には通し番号や日付を書くための枠が用意されています。
使用方法は一般的なホワイトボードと同じで、水性マジックで図や文字を書くだけ。
間違った場合は、こんな感じで消すこともできます。
◆アプリのインストール
デジタル化して整理しておくためにはiPhoneかAndroid向けの専用アプリが必須。今回はiPhone 4Sを使用してApp Storeからアプリをインストールしてみました。
App Storeのアプリを起動して「shotnote」を検索
「SHOT NOTE」のアプリをタップして選択
「無料」をタップ
「APPをインストール」をタップ
こんな感じでインストールが始まります
アイコンをタップしてアプリを起動
起動時の画面は以下の通り。ホワイトボードの内容をデジタル化したい場合は左下にあるカメラのアイコンをタップ
ホワイトボードの四隅にあるマーカーとディスプレイ上にあるアイコンの位置をおおまかに合わせて、カメラアイコンをタップして撮影
撮影後は、タイトルなどを追加画面になるので……
補足情報を入力する画面が表示されるので、後から検索しやすいようにタイトルやタグを記入し「完了」をタップ
すると、以下のように歪みや余白をつくることなく、まるでホワイトボードをそのままスキャンしたかのような見た目で画像を保存することができます
保存後も下部にあるアイコンをタップすれば明るさを調整可能
保存後は以下のように「今月」などの文字を打ち込んでホワイトボードの内容を検索することができます
こんな感じで、スグに該当するデータを呼び出せました
ちなみに、本物のマーカーに似せてみたものをホワイトボードに手書きしてもうまく認識させることはできませんでした。
会議の予定やその場でホワイトボードに書き込んだ内容をサクッと記録したり共有したりする場合に使え、工夫次第では繰り返し使えるアイディア帳やスケッチブックとしても便利そうなので、既存のショットノートユーザーはもちろんのこと、それ以外の人でもいろいろ活用できるはずです。
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