プライバシーを保つため通行人を検知して動きまくるカーテン「My little piece of Privacy」

部屋のあるじのプライバシーを保つため、小さなカーテンが窓の外の通行人に合わせて右に左に動きまくるというシュールなアートが「My little piece of Privacy」です。
Niklas Roy: My little piece of Privacy
http://www.niklasroy.com/project/88/my-little-piece-of-privacy/
My little piece of privacy - YouTube
部屋のあるじがシャッターを開けると窓にはカーテンが。窓の大きさに対してちょっと小さすぎる気がします。

「Curtain Control」と書かれたボックスの電源を入れます。

パソコンを立ち上げると……

画面にCurtain Controlの文字。

窓の前を写した映像に画面が切り替わります。

プライバシーを守るにはあまりにも頼りないカーテンですが……

シャッ

手押し車を押す人の動きにあわせてカーテンが動き、部屋の中を見られないようにします。

左側から歩いてきたおじさんに合わせて右へ移動していくカーテン。

続けて左側から女の子3人組が歩いてきたので、あわてて右から左へと戻ります。

女の子たちに合わせてスススっと再び右に流れていきます。ものすごく注目をあびています……。

これは監視カメラが捉えた通行人の動きを、コンピューターが検知し、カーテンを操作しているという仕組み。

通行人の動きはこんな感じで分析されます。外にはベビーカーを押すお父さん。

カーテンの動きが気になるのか、手を広げるお父さん。

お父さん、赤ちゃんをそっちのけでジャンプを始めました。コンピューターはしっかりと動きを検知しています。

こちらの女性もカーテンが気になったのか、謎のポージング。

今度は左に。

激しく頭を振り回して、カーテンがどう動くのか確認しているようです。

おじいちゃんも思わず立ち止まります。

右手を振ると、手の動きがコンピューター画面に映し出されます。。

バイバイ、と手を振って立ち去ります。

カーテンレールの端にはこんな風にモーターが取り付けられています。

男性が窓の外を通り過ぎると……

モーターがレールを引っ張り、カーテンが動きます。

外から見るとこんな感じ。


外が暗くなっても通行人の動きを検知し、カーテンは動きます。

思わず見入る通行人。

シャッターを下ろし、本日はこれにて終了。

プライバシーを守るどころか、かなり注目を集めてしまう結果となっているのは、作者のNiklas Royさんも認めているところです。
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