ハードウェア

最大リード速度220MB/秒で業界最小クラスの低消費電力USBメモリ「TransMemory-EX」


東芝の独自技術により動作時300mA以下という業界最小クラスの低消費電力をUSB3.0接続で最大読み出し速度220MB/秒・最大書き込み速度94MB/秒の状態において達成したのがこの新製品「TransMemory-EX」です。最高速度状態でこれだけ低消費電力であれば、ノートPCなどのバッテリーの消費がいくらか減るので、なかなかいい感じです。

東芝:ニュースリリース (2011-12-15):USB3.0「Super Speed USB」規格に準拠したUSBフラッシュメモリの発売について
http://www.toshiba.co.jp/about/press/2011_12/pr_j1501.htm


東芝によると64GBの「UX-A064GT」と32GBの「UX-A032GT」を来年2月以降、順次発売することになっており、価格はオープン。大きさは長さ68.8mm×幅21mm×厚さ10.5mm、重さは約14グラムとなっています。


また、高速NANDフラッシュメモリの積層や専用低消費電力ASICコントローラなどの東芝独自技術により低消費電力化を実現しており、ノートパソコンに差し込んでもノートパソコン本体の余剰な電力消費を抑えることができ、さらに特定の領域にパスワードロックをかけ、特定の領域に格納したデータ・ファイルなどはパスワードなしでは内容を見ることができないようにするアプリケーションソフトも搭載しているとのこと。

なお、このクラスの速度を誇る製品としては他にキングストンの「DataTraveler HyperX 3.0(DTHX30)」というものがあり、容量は64GB・128GB・256GBの3種類、高速な8チャネル・アーキテクチャにより、最大読み出し速度が225MB/秒、最大書き込み速度135MB/秒となっており、かなり強力です。


実売価格は現時点で調べたところ、64GBが1万1000円~1万2900円、128GBが2万2000円~2万5000円、256GBが5万2000円~5万7700円となっています。

この記事のタイトルとURLをコピーする

・関連記事
高速なUSBメモリはどれなのかがわかるサイト「USB Flash Drive Speed Tests」 - GIGAZINE

USBメモリなどにエラーがないかどうか徹底的にチェックできるフリーソフト「Check Flash」 - GIGAZINE

USBメモリを使えなくするフリーソフト「Disable USB Drives」 - GIGAZINE

USBメモリ・SDカード・HDDなどから削除して消えてしまったファイルを復元できるフリーソフト「DiskDigger」 - GIGAZINE

ダイヤル錠でデータも本体も暗号化&ロックするUSBメモリ「Cryptek USB」 - GIGAZINE

in ハードウェア, Posted by darkhorse

You can read the machine translated English article here.