ハードウェア

ダイヤル錠でデータも本体も暗号化&ロックするUSBメモリ「Cryptek USB」


USBメモリ内に重要なデータを保存して持ち運んでいる場合、途中で落とすと大失態になるので中のデータを暗号化するという方法がありますが、極めて扱いが面倒です。かといってUSBメモリ自体に不正使用されないように鍵をかけたとしても、あのサイズなので鍵自体が破壊されることも十分にあり得ます。つまり、結局は暗号化するのが一番なわけですが、できれば不正使用も回避でき、簡単に暗号化ができて、互換性も高くて、しかも丈夫でかっこよくて……というような贅沢な悩みを解決するUSBメモリがついに登場しました。

Crypteks
http://www.crypteks.com/

暗号化は256ビットAESによるハードウェア暗号化を採用しており、本体はアルミニウム合金製。


指紋やホコリ対策として電解皮膜処理が施されているので、汚れたりしません。


最新技術を駆使しており、回転に使うスプリング部分は高伸張性の強さがある錆びないばね鋼で作られています。


合わせるカギ番号は自分でカスタマイズすることが可能で、組み合わせは1434万8907通りにも達します。


実際に動かすとどのような感じなのかというのは以下の2つのムービーを見るとよく分かります。

Crypteks USB - YouTube


The All-New Crypteks USB - YouTube


長さは8センチ、直径は2.7センチ、USB2.0をサポートしており、読み出し速度は毎秒24MB、書き込み速度は毎秒10MB。差し込むと2つのドライブとして認識され、読み出し専用モードにすることも可能。Windows・Mac・Linuxで動作するとのことです。容量は4GB(未定)・8GB(130ドル、約1万円)・16GB(160ドル、約1万2400円)の3つで、8GBと16GBの2種類については現在、申込受付中となっています。

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in ハードウェア,   動画, Posted by darkhorse

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