ハードウェア

本当に透明ガラス製マルチタッチキーボード&マウスを作ることが決定


よくあるコンセプトモデルのように見えますが、マジで作るというのが今までとの最大の差。もちろん日本からでも購入可能です。

Multi-Touch Keyboard and Mouse by Jason Giddings — Kickstarter


キーボード


そしてマウス


余計なでこぼこがないので、キーボードの隙間にゴミやホコリや髪の毛が入ってダニなどの巣窟にならず、非常に清潔です


強化ガラスと強固な金属で作られており、単純な既存技術の組み合わせによって構成され、可動部品はゼロ、再充電可能なリチウムポリマー電池を内蔵しており、完全にワイヤレスで動作します。


しかもこのマルチタッチキーボード&マウスを制御するドライバ部分はオープンソースソフトウェアとして提供予定であり、これによってポテンシャルを最大にまで引き出すことを目指し、CADや音楽作成などあらゆる用途でこのキーボードとマウスが使えるようになるはずだ、としています。


マルチタッチの技術はFTIR(全反射が妨害されたことを検知する技術、Frustrated Total Internal Reflection)を使用しています。


要するに、ガラスの端っこの金属に固定されている部分の穴の中に赤外線を出すLEDが隠して備え付けられており、赤外線はガラスの内部を全反射して弾んでいきます。指がガラスに触れると屈折率が変化して全反射できなくなり、この全反射が妨害された部分をカメラが検出し、ソフトウェア的に検出しよう、というわけです。


また、この製品の名前はまだ決まっておらず、10ドルか25ドル出すことによって名前を応募する権利もゲットでき、応募されたネーミングの中からインパクトや記憶に残りやすいかどうか、ウェブサイトのドメイン名としてゲットできるかどうか、芸術的な価値があるかどうかを総合的に判断して決定されるとのこと。さらにロゴ画像なども募集しています。

なお、オープンソースソフトウェアが提供されるため、Windows・Mac・LinuxだけでなくiOSなどでも動作可能であり、ワイヤレス接続はUSB、「F」と「J」の位置には通常のキーボードと同じく突起があり、気になる価格はマルチタッチマウスが150ドル、マルチタッチキーボードが250ドル、両方セットで350ドル、送料は20ドルとなっており、発送は2012年4月を予定しています。

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in ハードウェア, Posted by darkhorse

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