「ようこそ、猿の支配へ。」大阪環状線の車内広告が猿に完全制圧される

大阪駅から京橋駅、鶴橋駅、天王寺駅、西九条駅を経由してもう一度大阪駅までぐるりと市内を一周している大阪環状線。JR西日本版の山手線と表現するのがわかりやすいかもしれません。この大阪環状線の、とある一編成の車内広告が猿に「完全制圧」されてしまいました。猿に支配されてしまった車両がどうなったのか、見てきました。
JR森ノ宮駅に到着。

これが猿に支配された編成です。車両は201系。

車内へと進入。

何も変わっていないように見えるかもしれませんが……


車内広告をよく見ると……

猿に支配されています。これは磁気健康ギア「Colantotte(コラントッテ)」のもの。

「麦とホップ」は「猿もビールと間違えるほどのうまさ。」というフレーズがついています。コラボを生かした事例ですね。

コンバースは猿がシューズを履いているというイカしたデザイン。

「コーラショック」の広告では……

缶の隙間から猿がこちらを見ています。ちょっと怖いかも。


モバゲー。

猿がゲームをプレイしています。この違和感のなさ……。

イシバシ楽器の広告では、猿がギターを弾いています。

猿がキリッとした顔でこちらを見ているかのようなセイコーの広告。

すべて映画用に合わせたデザインになっているため、思わず二度見してしまいそうなものになっています。車内を実際に歩いてみるとこんな感じです。
猿に支配されてしまった大阪環状線201系 - YouTube
これらは10月7日公開の映画「猿の惑星 創世記(ジェネシス)」にあわせて実施されているもの。


車内の広告展開は徹底しており、この車両両端の窓ガラス部分にも……

掲示位置をぴたっと計って、広告シールが貼り付けられていきました。


そして最後に中吊りの設置が行われます。

中吊り広告を挟み込む器具。これに1枚ずつ広告を留めていきます。

その作業は手慣れたもので、パチパチとあっという間に進行。

結果、このようにずらっと猿の惑星の中吊りが並ぶことに。かなり壮観です。

見事に猿によって車両1編成が支配されてしまいました。「猿の支配の続きは、10月7日映画館で。」とのこと。

ちなみにこの「猿の惑星」編成は本日から大阪環状線で運用がスタートしています。気になった人は10月7日から公開の映画「猿の惑星 創世記」も見てみてください。
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