試食

ふんわり食感がウリのミスドの新作、シューフロッケン&焼きドシューデコレ


ミスタードーナツの秋の新商品「シューフロッケン」&「焼きド シューデコレ」は、どちらもミスドとしては珍しいシュー生地を使った、見た目もかわいらしい商品。ちょっと普段よりもおめかししたドーナツ全4種類を食べ尽くしてきました。

シューフロッケン、焼きド シューデコレ|新商品|ミスタードーナツ

まずは「焼きド シューデコレ」から。


いちご味のクリームがサンドされている「ストロベリーホイップ」は、アイシングをかけてデコレーションされています。


油を使わず生地を焼き上げた「焼きド」シリーズだけあって、生地は油っこくなく、さくさくした軽い食感。生地自体の味もさほど強くなく、ベースの味としてはなかなかのもの。

目をひく小粋なデコレーションのアイシングですが、味においても意外な存在感を放っていました。アイシングはつまるところ砂糖のかたまりなので、間に挟まっているストロベリーホイップの量が控えめ、かつ口当たりも重くないことも相まって、砂糖味が強く感じられてしまう結果に。個人的にフルーツのいちごとは違う「いちご味」のお菓子は好きな方なので、「いちご味」がやや力不足に感じられたのがちょっと残念です。


「オレンジ&ホイップ」は生地にチョコがかかっていて、間にオレンジピール入りのジャムとクリームがはさまっています。


クリームはいつものミスドらしい軽い口当たり。オレンジピールジャムは皮の部分が相当厚切りで、かみしめるとやや渋みなどが目立つレベル。そのためクリームの存在感がかすみ、生地のほの甘さとオレンジピールの味が残ってしまっているように感じました。


チョコとオレンジピールはよくある組み合わせなので、一緒に食べられれば良かったのかもしれないのですが、ちょうどチョコがけの部分を避けるようにジャムが入れられていたため、何となく設計ミスのような気もします。


続いて、揚げたシュー生地でクリームを包んだ「シューフロッケン」2種類を食べてみます。ちなみに、フロッケンというのはドイツ語で「雪片」「雪の結晶」といった意味の単語。どちらも粉砂糖やココアパウダーがまぶされ、その名前に納得できる見た目になっています。


こちらは「ヘーゼルナッツチョコ」


ココアパウダーをみっちり身にまとっています。袋に入って出されることからも分かるように、まぶされているパウダーはかぶりついた際に舞い上がりやすいので、粉に色がついているこちらは特に注意して食べた方がよさそうです。


ふんわりと空気をふくんだようなやわらかく薄い生地は、ほのかな甘みがあって優しい味わい。クリームと生地のバランスもいい感じ。


先に「焼きド」を食べたため、油で生地を揚げたこちらはくどいのかと思いきや、油っぽさは気にならず、ふんわりと空気をふくんだようなやわらかく薄い生地は、ほのかな甘みがあって優しい味わい。ナッツの風味がふわっと香るコクのあるクリームと、たっぷりかかったココアパウダーの香ばしさ、そしてシュー生地の主張しすぎない味が一体となって、かなり上等な洋菓子を食べている気分に。コーヒーやカフェオレと合わせて休憩したら幸せな気分になれそうです。


ラストは、レモン風味のヨーグルトクリームが入った「レモンヨーグルト」


粉砂糖をまとっているので、「シューフロッケン」という商品名の意味には一番近い見た目。


カスタードクリームのようですが、食べてみるとレモンタルトのクリーム部分のような、コクがありつつもレモンのさわやかな香りが鼻に抜ける心地よい味。まだ暑さを感じるこのごろの気候でもするっと食べられました。

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in 試食, Posted by darkhorse_log

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