試食

手土産に最適な上品さの「和っ花」夏季限定ドーナツ全6種類試食レビュー


ミスタードーナツ新業態店「蒸しどーなつ 和っ花」に夏季限定ドーナツと新ドリンクメニューが登場したので、さっそく店舗に行って食べてきました。

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「和っ花」心斎橋店に到着。


店頭にメニューが広げてあり、入店前にラインナップを確認することができます。今回は夏季限定のドーナツと、新発売の抹茶ドリンクを試食することに。


店内には実物の商品を置いて展示してあるディスプレイがあり、夏季限定商品もそこに並べられていました。


これが夏季限定のドーナツ全種。「和っ花」のドーナツは生地の色ごとにカテゴリ分けされ、各カテゴリに3種類のバリエーションが用意されます。


「うすべにいろ」全3種から1つずつ食べていきます。


「うすべに・白桃白玉」(税込220円)


非常にむっちりとした生地で、ドーナツというよりういろうに近い食感です。そのためフォークで切って食べるのにはちょっとコツがいりました。この生地が冷やして食べるのに非常に適していて、お店では冷やした状態で提供してもらえたため、ひやっとした口当たりともっちり、しっとりした食感が存分に味わえます。持ち帰りで食べる場合も、運ぶ際に温度が上がってしまったらぜひ冷やしてから食べてほしい感じです。


間に生地よりもやや粘りけの少ない白玉が入っていたり、甘く煮た白桃が閉じ込められています。白桃部分がしっかり甘いのに、缶詰のそれとは明らかに違い、風味のしっかり残ったコンポートのような味わいでした。アクセントのクルミの歯ごたえも楽しく、飽きることなく完食できました。


「うすべに・抹茶白玉」(税込220円)は「白桃白玉」よりも甘みを抑えた印象で、抹茶のほのかな香りと混ぜ込まれている小豆の風味を確かに感じます。こちらの方がさっぱりしていて甘さも控えめなので、甘いものが苦手な人でも食べられそう。


「うすべに・日向夏白玉」(税込220円)は、皮部分も含めた日向夏のコンポートがさわやかな風味をプラスしているため、3種類の中で一番夏っぽい味。


すべての「うすべにいろ」のドーナツにはクルミが混ぜ込まれているのですが、どの味ともケンカせず、もちっとした食感のアクセントをしっかり果たしていました。


続いて、「くちなしいろ」全3種。このシリーズは国産柚子ピールを練りこんだふわっとしたスポンジに、あんこやクリームを挟んだタイプです。


「くちなし・ベリー」(税込200円)は生地上部にクランベリーをトッピングし、生地の間にあんこが挟まれています。


ベリーとあんこの相性について食べる前は半信半疑だったのですが、すっきりとした甘さのあんことベリーのやわらかい酸味が絶妙にマッチしています。生地に練りこまれている柚子の皮(ピール)の香りもプラスされ、夏でもさっぱり食べられるあんこを使ったお菓子としてはかなりのクオリティ。


「くちなし・黒豆白あん」(税込200円)


サンドされた黒豆入りのホイップは空気をたっぷり含んだ軽い口当たりで、口に残らずさっぱりと食べられます。上の生地に乗っている白あんと黒豆もほのかな甘みをプラスしてくれて、和と洋の持ち味がきれいにまとまっています。


「くちなし・白桃」(税込200円)。


白桃は「うすべにいろ」で使われていたものと同じく上品な甘みで、軽やかな黒豆ホイップとの相性もよく、フルーツ系のお菓子が食べたい時にはぴったりです。


これまで甘みのついた抹茶ドリンクが主流だったドリンクメニューに、ノンシュガーの抹茶が追加されました。こちらはホットの「お手前・宇治抹茶」(税込250円)で、お手頃な価格とは裏腹に、すっきりとして渋みは少なく、200円台で飲めるものとしてはかなり本格的。苦みのレベルとしては、アメリカンコーヒーを飲める人であれば全然問題ないレベルです。

ドーナツとの相性はばっちりで、特にあんこを使った「くちなし・ベリー」を食べた後に口に含むと絶妙なハーモニーを奏でたので、店内で食べる場合はドリンクの一候補に加えてほしいところ。


アイスも値段と商品名は同一、味もほとんど一緒です。氷が入っている分時間がたつにつれて多少うすまりますが、風味や香りもホットと同じく本格的なものでした。


夏季限定ドーナツは「和っ花」の売りである「蒸しドーナツ」の生地やクリームなどをうまく夏向けにアレンジしており、見た目もきれいなので目上の人へのちょっとした手土産には最適と思える上品な仕上がりでした。焼き菓子などは口の水分を奪ってしまいがちで、チョコレート菓子は熱に弱く運搬が難しいため、手土産が選びづらい夏場にはかなり頼れる選択肢になりそう。現在のところ「和っ花」の店舗は心斎橋筋店のみで、通常のミスドの店舗とはかなり印象の違う味なので、訪問先での話題づくりにもちょうどいい感じです。

もちろん、自分用のおやつとしても値段以上の満足感を得られるものとなっているので、行く機会があれば宇治抹茶ドリンクと一緒に食べると、リーズナブルにお手前を楽しむことができそうです。

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in 試食, Posted by darkhorse_log

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