松茸の風味を殺さない「松茸天丼」と卵がとろり流れる「親子鶏天丼」レビュー
てんやが秋の新メニューとして、松茸を使った「松茸天丼」と親子丼っぽい名前の「親子鶏天丼」をスタートしたということで、さっそく食べに行ってきました。
「秋おすすめ500円トリオ」ということで「鶏天丼」「秋の国産野菜天丼」「天丼」の3種類がプッシュされていました。残念ながら、今日のお目当てはこれらではありません。
9月8日からのオススメは「松茸とそば」。松茸天ぷらそばが880円です。しかし、これでもありません。
店内のメニューには大きく掲載されていました。「松茸天丼」(780円)。
そしてもう1品、「親子鶏天丼」(580円)。
まずは松茸天丼からいただきます。
中央にもみじおろしが鎮座しています。
右にいるのが松茸の天ぷら。濃厚な味のタレをかけてしまうと松茸の風味が消えてしまうので、松茸だけはおろしで食べるというわけです。
この狙いはアタリ。松茸自身はそれほど味が強力ではないので、もしタレがけだとその甘みに飲み込まれてしまうところですが、おろしだと風味は殺されることなく残っています。ただ、もみじおろしもたっぷりのせない方が良かったかもとちょっと後悔。
他にもおうぎ茸、マイタケなどの天ぷらがついていてキノコづくしの天丼となっています。
普通の天丼であれば主役を張るエビ天が脇役として控えていました。
続いて、親子鶏天丼。
なぜ親子なのかというと中央にいるこの天ぷらが卵の天ぷらだから。
つぶしてみます。
ゆで卵のように固いものではなくて、中身がとろ~っと流れ出てきます。
半熟卵の天ぷらを天丼にのせているメニューはちょっと珍しい気がします。
こちらが親にあたる鶏の天ぷら。
これをいんげんの天ぷらが彩ります。鶏肉と卵は親子丼もあるように相性バッチリ。それは天ぷらになっても変わりません。鶏の天ぷらは風味が薄いので、卵の濃厚な風味がそれを補ってくれる感じ。この親子、実にいい組み合わせです。
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