「ジョジョの奇妙な冒険が実写映画化」と報じられる、人気アイドル起用か
1987年から「週刊少年ジャンプ」や「ウルトラジャンプ」で連載されている荒木飛呂彦原作の人気漫画シリーズ「ジョジョの奇妙な冒険」が実写映画化することが報じられました。
8月25日に発売された週刊文春「9月1日号」
映画情報ページに掲載された「こぼれ話」によると、「ジョジョの奇妙な冒険」が実写およびアニメとしてそれぞれ映画化されることになったそうです。製作は別々の映画会社が手がけるとされており、英国貴族ジョナサン・ジョースター一家の長い闘争の歴史を描いた物語になるとのこと。公開は2012年夏以降を予定。実写版のキャスティングには超人気アイドルがウワサに上がっているとされています。
今年になって第8部にあたる「ジョジョリオン」が連載開始されたほか、5月にはルーヴル美術館などとのコラボレーション作品「岸辺露伴 ルーヴルへ行く」が発売。さらに8月には執筆30周年と「GUCCI」のブランド設立90周年を記念して、ファッション雑誌「SPUR」に「岸辺露伴 グッチへ行く」が掲載されるなど、「ジョジョ」の世界はますます広がりを見せています。
実写映画化される場合、あの独特の描き文字はどうなるのか、そもそも日本人キャストであの世界観を表現できるのか……といった部分が成功を左右する鍵になると思いますが、近年公開された漫画原作の実写映画に、あまり評価が芳しくなかったものが複数あったことを考えると、是非とも原作ファンが納得できるような作品に仕上がることを期待したいところです。
ちなみに、これだけの人気作でなりながら過去に映像化されたのは3回(Part3のOVAが2回、Part1の映画が1回)だけ。2000年から発売されたOVA「ジョジョの奇妙な冒険 ADVENTURE」はPart3の前半部分をアニメ化しましたが、DIOがジョジョらの殺害を指示するシーンで読んでいた本を、原作では何の本であるという設定はなかったにもかかわらず、アニメ化の際に内容がコーランになっていたとして話題になりました。
2007年に映画公開された「ジョジョの奇妙な冒険 ファントムブラッド」は今後のシリーズにつながる重要なキャラクターであるスピードワゴンを始め、何人かのキャラクターが削られるなどしており、また、公開から4年が経過していますが映像ソフト化は未だなされていません。
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