メモ

ベルギーの本家「小便小僧」による13のコスプレ


日本でも各地に見られ、すっかり定着している「小便小僧」ですが、ベルギーのブリュッセルにあるものが元祖で、その由来はかつてゴドフロワ2世が2歳のころ、敵軍に向けて放尿して兵士を鼓舞したこととする説や、侵略者が城壁に仕掛けた爆弾の導火線に小便をかけて街を救った悪童ジュリアンがもととなっているという説などが存在します。

ブリュッセルでは、なにかあるとこの小便小僧に衣装をプレゼントするのが通例となっており、世界的なイベントのたびに、「ジュリアン坊や」と呼ばれる小便小僧はさまざまな衣装に扮して人々の目を楽しませています。また、通常時は水ですが、時にはその股間からビールを放射し、通行人に振る舞われるイベントも行われているそうです。


Manneken Pis: costumes worn by the statue of the urinating toddler in Brussels - Telegraph

1.エルヴィス・プレスリー


プレスリーの死を悼んで、19回忌に贈られた衣装。

2.CND


CND(Campaign for nuclear disarmament)のロゴ入り衣装に身を包み、「NOT IN MY NAME」のプラカードでイラク侵攻に抗議する小便小僧。

3.宇宙飛行士


国際的な宇宙開発ミッションのメンバーから贈られたロシアの宇宙飛行士のコスチューム。

4.少年兵


アムネスティ・インターナショナルによる啓蒙活動の一環として贈られた少年兵のコスチューム。少年が兵士として人を殺している現実を訴えています。

5.ネルソン・マンデラ


アパルトヘイト廃止10周年を記念して贈られた、ネルソン・マンデラ元南アフリカ共和国大統領のコスチューム。マンデラ大統領は、反アパルトヘイトの闘士でもあり、民族融和の象徴的な人物ともなっています。

6.ブリュッセル・エアラインのパイロット


「ブリュッセル航空」が世界最大の航空会社「スターアライアンス」に加盟したことを記念して贈られたコスチューム。

7.ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト


モーツァルト生誕250周年を記念したモーツァルトのコスプレ。

8.コンドーム


12月1日の「世界エイズデー」を記念して、コンドームで出来たコスチュームを身につける小便小僧。

9.EU


ベルギーの政治家で、EUの議長に就任したヘルマン・ファン・ロンパウ氏によって贈られた、EUの結合を示す衣装。

10.マイヨ・ジョーヌ


ロードレース「ツール・ド・フランス」のコースにブリュッセルが加わったことを記念して、総合優勝者に贈られる黄色のジャージ「マイヨ・ジョーヌ」を着用。

11.中国人風


10月1日に行われる「国慶節」のお祝いに贈られたコスチューム。

12.ハンガリーの騎兵


ハンガリーが6ヶ月間EUの議長国となったことをお祝いして、伝統的な騎兵のコスチュームに身を包んだ小便小僧。

13.アフリカの農民


国境なき獣医師団による啓蒙活動の一環として贈られたコスチューム。股間から噴出する液体は牛乳となっており、アフリカの食糧事情においては牛乳が貴重な栄養資源であることを示しているとのこと。

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in メモ, Posted by darkhorse_log

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