乗り物

レッドブルのF1マシンが走行中に前を横切った人をはね飛ばすムービー


6月4日にレッドブルが幕張で「Red Bull Energy for Japan」というイベントを開催しました。これは「東日本大震災で被害を受けた日本にエナジーを!」ということで開催されたもので、現在F1でレッドブルレーシングは好成績を挙げているということもあって、かなり盛況だったようです。

しかし一方、マシンが走行中に前を横切った人をはねる事故も起きていたようです。幸い、はねられた人は軽傷で済んだ模様ですが、一瞬現場が騒然とした様子がムービーに収められていました。
この「Red Bull Energy for Japan」は、音楽フェスティバルBIG BEACH FESTIVAL'11のイベント内イベントのような形で実施されました。

事故はレッドブルレーシングの兄弟チームであるトロ・ロッソのドライバー、セバスチャン・ブエミが会場内をドライブした際に起きました。

YouTube - Man crash with Formula One Car- Japan 3.6.11


バルーンゲートの奥から走ってくるF1マシン、その手前に人影が……。


ノンストップで突っ込んできました。これはもう回避不可能。


……と思ったら、ジャンプでフロントウイングを飛び越えました。


しかし、リアウイングとの衝突は避けられませんでした。ウイングのパーツの一部が吹っ飛んでいます。


別角度の映像がこちら。

YouTube - June 4, 2011 Red Bull Energy for Japan in Makuhari 3 (F1 Accident)


バルーンゲートの方から走ってきたマシン。


アクセルターンを決めて、再びコースの方へと向かっていきます。


このとき、バルーンゲートの右横に人影が見えています。


マシンが加速していく一方、人も近づいてきています。


そのまま衝突。何かの余興ではなかった証拠に、スタッフが「ああっ」と頭を抱えているのが分かります。


ちなみに、はねられた男性は軽傷で済んだそうです。どうやら現地スタッフだったようなのですが、なぜマシンが来るタイミングで左右確認をせずコースを横切ってしまったのかは不明。

ちなみに、通常の自動車での対人事故だとドライバーに危険が及ぶことはあまりありませんが、F1マシンの場合はドライバーがケガをするケースもあり、1977年の南アフリカGPではトム・プライスがコースマーシャルをはねてしまい、マーシャルの持っていた消火器の直撃をヘルメットに受けて死亡(はねられたマーシャルも死亡)するという事故が起きています。(→トム・プライスの事故の詳細)

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in 乗り物,   動画, Posted by logc_nt

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