遊びながら情報セキュリティについて学べる「セキュリティ投資すごろく」
約450万人分もの個人情報が漏えいしたYahoo! BB顧客情報漏洩事件をはじめ、何らかの要因によって大事な情報が外部に漏れてしまうケースは少なくありません。企業のシステム管理に携わっている人ならともかく、一般の社員などでは「情報セキュリティ」についての認識が甘いというケースも多いのではないでしょうか。
NTT西日本が作成した「セキュリティ投資すごろく」は遊びながら情報セキュリティについて学べるという無料ゲームで、情報セキュリティ対策の基本的な知識や考え方を無理なく覚えることができます。これから情報セキュリティについて学びたいという人にはピッタリかもしれません。
「セキュリティ投資すごろく」の遊び方は以下から。セキュリティ投資すごろく
上記ページ内、「ゲームを始める」をクリック。
男性と女性からキャラクターを選びます。今回はかわいらしい女性にしてみました。「次へ」をクリック。
プレイヤーの勤める会社の説明です。どうやら服飾総合メーカーのシステム管理部門に所属している様子。「次へ」をクリック。
ゲームの説明です。すごろくを始める前に、予算2500万円の中から費用を参考にしてセキュリティ対策を選びます。そしてすごろくを進めていき、さまざまなイベントの末に「投資対効果」が対戦相手よりも上ならば勝利というのが大まかな流れです。
これがセキュリティ対策の選択画面。
「解説」にカーソルを合わせればそれぞれの対策の詳細がわかります。
こんな感じで選択してみました。「ゲームを始める」をクリック。
いよいよすごろくが始まります。「サイコロを振る」をクリック。
出た目は「1」。「ウイルス感染!」というイベントが発生しましたが、ウイルス対策はしています。「次へ」をクリック。
すでに対策済みだったので、投資対効果額が200万円プラスされました。こんな風にして投資対効果額を増やしていくわけです。
「対策してない場合」をクリックすると、もしも未対策だった時に起こるトラブルがわかります。
自分の番が終わったら対戦者のターン。「内部犯行!」というトラブルが起きましたが、対策を施しているようです。
なんと800万円も手に入れました。相手にとって不足はありません。
プレイヤーの会社情報やゲームの履歴を見るには、それぞれ画面右手にある「会社情報を見る」「履歴を見る」をクリック。
「会社情報を見る」では冒頭で説明された会社情報が見られます。
履歴はこんな感じ。
また、サイコロを振った後に選択肢を選ぶ場面もあり……
その結果次第では被害を半減することもできます。
その場合も補足解説が表示されるなど、しっかりと「情報セキュリティ対策を学ぶ」という観点で作られているようです。
オレンジの「ビジネスチャンス!」マスでは、条件次第で投資対効果がプラスされます。
このようにして、交互に全12回のターンを繰り返しましょう。
今回試してみたところ、最終的に勝利することができました。
ゲーム終了後にはこんな感じでランキングなどが見られます。
ゲーム性はあまり高くありませんが、情報セキュリティ対策における「投資対効果」という考え方を学ぶにはちょうどいいゲームではないでしょうか。
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