福島第一原発の事故レベルを4から5に引き上げ、スリーマイル島原発事故と同じ数値に
原子力安全・保安院の会見によると、17時49分、福島第一原発の事故を国際原子力事象評価尺度(INES)レベル4から5に引き上げたとのこと。
これは東海村JCO臨界事故のレベル4を越える国内最高レベルであり、スリーマイル島原子力発電所事故(レベル5)と並ぶ事故であるという認定。
詳細は以下から。
17時51分から開始された原子力安全・保安院の会見によると、17時49分に福島第一原発で起きた一連の事故を国際原子力事象評価尺度(INES)のレベル5に引き上げたとのこと。
この事故については当初はレベル3に指定されており、3月13日未明の段階で暫定的にレベル4に分類されていました。
従来、国内で起きた最もレベルの高い事故は1999年の東海村JCO臨界事故でレベル4であり、本事故は国内最悪の事故として分類されるものになったということを示します。
また、1979年のスリーマイル島原子力発電所事故と同じクラスの事故であるということでもあります。
なお、世界最悪の原発事故であるとされている1986年のチェルノブイリ原子力発電所事故はレベル7(最大値)に分類されています。
2011/03/18 18:19
asahi.com(朝日新聞社):1~3号機はレベル5相当 スリーマイル並み 保安院 - 社会
福島第一原発の深刻度「レベル5」に引き上げ : 社会 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)
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