W杯の勝利チーム予想で有名になったタコのパウルが記念碑に

2010年W杯南アフリカ大会で、勝利チーム予想を的中させ続けたタコのパウル。

残念ながらパウルは2010年10月に亡くなりましたが、その偉業を称えて、飼育されていた水族館に記念碑が作られました。

詳細は以下から。
Octopus Paul memorial unveiled - Independent on Saturday

W杯で8試合にわたる勝利チーム予想をすべて的中させたマダコのパウルの記念碑が、飼育されていたオーバーハウゼンの水族館に作られました。パウルの偉業は世界中で報道されて非常に有名であり、ファンから「何か記念のものを」という声が多かったために作られることになったそうです。

パウルは2010年のW杯南アフリカ大会で、グループリーグ初戦(ドイツの対戦カード)と決勝トーナメント、合わせて8試合の勝利チームをすべて的中させる快挙を成し遂げました。あまりに的中していたことから、準々決勝のドイツ対アルゼンチン戦でドイツの勝利を予想したときには、アルゼンチンサポーターから怒りを買い、さらに準決勝のドイツ対スペイン戦ではスペインの勝利を予想し、実際にスペインが勝利したためにスペイン側から安否が心配されるほどでした。

大会後は水族館のスターとなっていましたが、2010年10月に死亡しているのが見つかりました。マダコの寿命は長くても3年程度なので、死因は老衰と見られています。

今回の記念碑はパウルとサッカーボールをかたどったもの。記念碑のほか、水族館ではパウルの情報や贈られてきた品を集めた「パウル・コーナー」を設けたそうです。