スマートフォン大手のHTCが「次世代モバイル機器」の開発スタッフを募集中
2008年9月に世界で初めてGoogleのAndroidを採用した「G1」をリリースしたほか、高いスペックを実現したAndroid 2.2スマートフォン「HTC Desire HD」を日本国内向けにリリースするなど、日本国内向けにも積極的に進出している大手スマートフォンメーカーのHTCが「次世代モバイル機器」の開発スタッフを募集していることが明らかになりました。
なお、上記写真は「HTC Desire HD」のものです。
詳細は以下から。
Display and Camera Design Engineer | About HTC - Careers - Display and Camera Design Engineer
HTCの開発スタッフ募集ページによると、現在「次世代モバイル機器」の開発スタッフを募集しているそうです。
募集しているのは次世代モバイル機器に新たなディスプレイやカメラ技術などを統合するための技術者で、モバイルカメラやディスプレイの光学的な特質を評価した経験や、新しいディスプレイ、カメラ、タッチパネルの仕様書を書く能力が求められています。
また、求められている人材に対してはTFT液晶やPMOLED(パッシブマトリックス式有機EL)、AMOLED(アクティブマトリックス式有機EL)、電子ペーパー、3D表示が可能なディスプレイおよび画像技術に関する知識などが要求されています。
3D表示が可能なディスプレイを搭載したスマートフォンはシャープが世界に先駆けて「LYNX 3D」および「GALAPAGOS 003SH」としてリリースしており、同社は3D技術を「世界市場で闘うための武器」と位置づけていますが、もし世界市場で先行するHTCが3D技術で追従するようなことになるのであれば、シャープにとっては苦しい戦いを強いられることになるかもしれません。
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