北海道の積雪並みに分厚いホワイトチョコレートでコーティングされた「白いブラックサンダー」試食レビュー
有楽製菓のネット通販限定商品「白いブラックサンダー」を注文したところ、ちょうど1週間経過した今日編集部に届いたので、さっそくその味を確かめてみることにしました。
北海道ミルクと甜菜糖を使い、チョコレートのコーティングを増量しているなどいろいろとグレードアップしているようなので、通常の「ブラックサンダー」やコラボ商品の「DearGirlサンダー」などと比較しながらもぐもぐと食べてみました。
「白いブラックサンダー」の全容は以下から。【楽天市場】白いブラックサンダー:有楽製菓 i-ショップ
注文した「白いブラックサンダー」が6箱届いたので、とりあえずピラミッド状に積み上げてみました。しばらくおやつには困らないと思わせるに十分な物量です。
ピラミッドの頂点から1箱下ろしてみました。雪を思い起こさせる青系のカラーリングに加え、箱の右下スミの「From北海道」というマークが、どことなく北海道みやげっぽい雰囲気を出しています。
「おいしさ直滑降!」という前のめりなキャッチフレーズ。スキージャンプの選手が全力で滑り降りていくイメージなのでしょうか。
お店で売られているあの上が開いた状態のケースは、この箱の所定の部分を切り取ることで完成するようで、その手順が箱の側面に書かれていました。
手順通りに組み立ててみました。「おいしさ直滑降!」のマークが飛び出すようになっているなど、お店で売っていてもおかしくない見た目です。
そしてこれが、待ちに待った「白いブラックサンダー」本体。
外箱はまるで売り物のように組み立てられましたが、やはり「本品は楽天市場弊社ショップで販売するために商品化したもので、市販しておりません」ときっちり明記されています。
原材料名はこんな感じ。カロリー表記がなかったので有楽製菓に問い合わせたところ、1本あたり134kcalだということです。
黒いブラックサンダー、もとい通常の「ブラックサンダー」を箱買いしてきたので比べてみます。外箱のカラーリングといい、通常のものと「白いブラックサンダー」は対になっているように見えます。
パッケージもおおよそ色違いといった様子ですが、通常のブラックサンダーには「黒い雷神」という二つ名がついている一方、「白いブラックサンダー」にはそういった表記はないなど、細かいところが異なっています。
通常の「ブラックサンダー」の原材料名はこんな感じ。含有量に違いはありますが、材料はほとんど同じようです。
カロリーは1本あたり115kcal
「白いブラックサンダー」をいよいよ開封。本体はホワイトチョコでがっちりコーティングされています。
とろりと側面に流れた形でチョコが固まっているなど、ビスケット部分を完全に覆う感じでしっかりとチョコがかけられています。
たっぷりとホワイトチョコがコーティングされているのが、断面を見るとよく分かります。まず1口食べてみると、口に入れてしばらくはホワイトチョコレートの層のやわらかい食感とまろやかな風味が口いっぱいに広がり、その後をブラックサンダーの持ち味であるザクザクした食感が追いかけてくる感覚です。ホワイトチョコレートの存在感は見た目だけでなく味にもしっかり表れています。
「白いブラックサンダー」は26グラム。お皿の重さは除いてあります。
通常の「ブラックサンダー」は21グラムと、「白いブラックサンダー」の方がホワイトチョコのコーティングが分厚いためか5グラムほど重たいことが分かります。
通常の「ブラックサンダー」と比べると、「白いブラックサンダー」の分厚いコーティングがより際だって見えます。表面の凸凹をすべてホワイトチョコでならしてしまえるほどたくさんのチョコレートがかけられているようです。
断面の比較。「白いブラックサンダー」と通常のブラックサンダーを見比べると、ビスケット部分の大きさはおよそ一緒ながら、やはりコーティングの分「白いブラックサンダー」が一回り大きいようです。味は通常のブラックサンダーはココア風味が強く、「白いブラックサンダー」はそこまでココア風味が強くないものの、コーティングのチョコのおかげでまろやかで上品な印象を受けました。通常のものより「白いブラックサンダー」の方が価格は20円高いので、その部分が味にもそのまま反映されているような感じです。
続いて、近所のコンビニで見かけたブラックサンダーの姉妹品「DearGirlサンダー」とも比べてみます。
有楽製菓とラジオ番組「神谷浩史・小野大輔のDear Girl~Stories~」のコラボ商品です。
普通のものと何が違うかというと、塩チョコが使われていて、初恋の味がするのだそうです。初恋はしょっぱいということなのでしょうか……?
原材料名を見ると、通常の「ブラックサンダー」や「白いブラックサンダー」にはない「小麦パフ」が入っています。
重さは19グラム。3種類の中では一番軽いのは、小麦パフが入っているからなのかもしれません。
断面にも小麦パフっぽい細長いものが見えています。「DearGirlサンダー」は「塩チョコ」と書かれている通りかなり塩気が強く、その分チョコレートやクッキーの甘さが鮮烈に感じられたので、まろやかな口当たりの「白いブラックサンダー」とはまったく異なる雰囲気の仕上がりです。
「白いブラックサンダー」はネット通販限定品でややリッチ路線なだけに、ホワイトチョコレートの存在感は半端ではなく、こってりとかけられたコーティングの優しい甘みが感じられる、冬にぴったりのものとなっていました。
現在は「好評につき品切れ」で、次回出荷は1月上旬ごろを予定しているということなので、確実に入手したい人は有楽製菓のメールマガジンに登録しておくといいようです。
ブラックサンダーをいつもおやつにしている人はもとより、ホワイトチョコを使ったお菓子が好きな人も大満足できるものとなっていたので、興味のある人は試してみてもいいかもしれません。
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