アニメ映画を楽しみにしていた親子連れの目の前で「SAW 3D」が上映される
映画館で、入るべきシアターの番号を間違えていて別の映画が始まり慌てて出て行くお客さんというのはたまに見かけることがありますが、逆に映画館がフィルムを間違えて上映してしまうという事件があったそうです。
劇場にはドリームワークスの3Dアニメ映画「メガマインド」を楽しみに多くの親子連れが来ていたそうなのですが、よりにもよって、上映されたのはホラー映画「SAW 3D」だったとのこと。
子どもたちの心にトラウマを残したであろう事件の詳細は以下から。
WHDH-TV - Movie mix-up causes children to view horror flick
whdh.comによると、ボストンの映画館でドリームワークスのアニメ映画「メガマインド」を見ようと集まった親子連れの前で、誤ってホラー映画「SAW 3D」が上映されてしまったそうです。
映画館側は数分でミスに気付き、子どもたちに殺人や人体切断シーンを見ないよう目を閉じることを呼びかけ、その後、予定通り「メガマインド」の上映を行ったそうです。
このとき、映画を見に行っていた保護者は「予告編が始まった時点で子ども用にしては刺激的なものが多くて、ちょっと気に掛かっていたんです」と語りましたが、まさかこれから上映されるのが「SAW」だとは思いもしなかったそうです。ドルフ・ラウさんの家では、7歳の息子がこの事件に遭遇、夜になると「悪い夢を見たから」と数年ぶりにドルフさんと一緒に寝たそうです。被害を受けた子どもたちには無料チケットが配られましたが、ドルフさんの息子は「しばらくは映画は見たくない」と言っているとのこと。
日本でいうと「ドラえもん」を見に行ったはずなのに「呪怨」が始まったみたいな感じでしょうか。大スクリーンと極上の音響で「SAW」を見せられたショックは、そう簡単には払拭できなさそうな気がします。
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