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携帯電話で自分が「性感染症(STD)」に感染しているかを手軽にチェックできるキットが登場へ


HIVや梅毒、淋病、クラミジア、B型肝炎などの「性感染症(STD)」は近年増加傾向であるとされていますが、もし感染する心当たりがあり、実際に体に違和感があったとしても、いざ病院の「性病科」などに診察に行くのはなかなか勇気がいるもの。

そして診察に行かないでいる間に症状が悪化してしまったり、誰かに感染させたりする可能性も十分に考えられるわけですが、携帯電話やパソコンで自分がSTDに感染しているのかどうかを手軽にチェックできるキットが登場する予定であることが明らかになりました。

詳細は以下から。
Mobile phone kits to diagnose STDs | Society | The Guardian

イギリスのGuardian紙の報道によると、現在、性感染症(STD)に感染しているのかどうかを妊娠検査薬のように簡単にチェックできるキットが開発されているそうです。


このキットは若年層でヘルペスやクラミジア、淋病などのSTD感染率が増加している事態を改善するためのもので、性感染症に感染したという疑いがある場合に、コンピューターチップに尿や唾液(だえき)をかけ、携帯電話やパソコンに接続するだけで診断が可能になるとのこと。

イギリスの医学研究審議会を含む7つの基金は「UK Clinical Research Collaboration」と呼ばれるフォーラムを形成し、キットの開発に400万ポンド(約5.24億円)を投資したとされています。

なお、このキットはコンドームと同様にナイトクラブや薬局、スーパーマーケットの自動販売機で販売される予定で、気になる販売価格は1個あたり50ペニー(約75円)または1ポンド(約130円)になると見込まれています。

このような安価で使いやすいキットが無事開発され、日本でも発売されることを望むばかりですが、すでに日本でもセルフチェックが可能なキットは販売されており、以下のページに詳細が掲載されています。

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in メモ, Posted by darkhorse_log

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