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ついにWindowsタブレットを発売延期してAndroidタブレットを先行発売するメーカーが現れる


Windowsタブレットは製造に必要なコストがAndroidタブレットと比較して非常に高いことから、少しでも価格を抑えることで普及を促進したいタブレットメーカー各社がWindowsからAndroidへとシフトしつつあることを先日お伝えしましたが、ついにWindowsタブレットを発売延期して安価なAndroidタブレットを先行発売するメーカーが現れました。

詳細は以下から。
MSI postpones Wintel tablet PC; to launch Android model by the end of 1Q11

この記事によると、台湾メーカーのMSIが2010年第3四半期に発売予定だったマイクロソフトのWindows 7とIntelのAtomプロセッサを採用したタブレット端末「WindPad」の発売を延期し、同社初のタブレット端末として、2011年3月までにGoogleの「Android3.0」を採用したモデルを発売する予定であるそうです。

発売される予定のAndroidタブレットは10.1インチのディスプレイとUSBおよびHDMIポートを備えたモデルで、価格は500ドル(4万600円)未満になるとのこと。なお、サンプル品は12月までに準備されると予測されており、来年1月にアメリカで行われる家電量販店の見本市「CES 2011」で展示される見込み。


また、発売延期となったWindowsタブレットはAndroidタブレットが発売されてから、同社のタブレット端末第2弾として発売される予定ですが、実際に発売されるかどうかは市場の動向によって変わると目されています。

つまり市場の動向によってはMSIはWindowsタブレットを発売しない可能性もあるということになりますが、タブレット市場を投入する頃合いを見計らっているAcerなどもWindowsタブレットの発売を見合わせるようなことになるのであれば、iPad対抗タブレットの拡充を進めたいマイクロソフトもコスト減などに向けて重い腰を上げるようになるのかもしれません。

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in モバイル,   ハードウェア, Posted by darkhorse_log

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