DIYで超大容量を実現、90TBの手作りストレージ
自宅にあるDVDやブルーレイディスク、CDなどのすべてのデータをハードディスク内で一括管理したいという野望を胸に秘め、大量のハードディスクを組み合わせて90テラバイトもの超大容量の家庭用ストレージを作りあげてしまったロシア人男性が現れました。
物理メディアから開放されたい気持ちは分かるのですが、完成したストレージの外観を見ていると、持っているDVDなどを全てひっくるめた質量より大きくなってしまっているような気もしてきます……
ロシアのとある男性が作りあげた、手作りストレージの詳細は以下から。basanovich - 90 терабайтная гравицапа
何やら靴箱っぽい木製の棚と、無造作に置かれたハードディスクたちが材料のようです。
突然、木製の箱の様子が変わりましたが、組み替えたのでしょうか。ともあれここにハードディスクを収納するようです。
ファンの数は5個×4列で合計20個にも及びます。取りつけ方がだいぶ大ざっぱなようですが、大丈夫なのでしょうか……
とりあえずファンの設置は完了。
端子が先についたケーブルもまるで編み物のような状態に。
こんな環境で作業しているようです。ストレージ自体の大きさはだいたい小型の金庫などと同じくらいに見えます。
電源は2つ搭載しているとのこと。
ケーブルとハードディスクをつなぎ合わせ、箱の中に収めていきます。
別の側面にはまた別のファンを設置。ちなみにマザーボードは2基使っているそうです。
底面のものと対になるファンを上ぶたのごとく取りつけます。
おそらくこれで完成、ということかもしれません。何やら安定した動作が望めるのか不安な感じのたたずまいですが、コメント欄で「本当にこれ動くの?」という質問に「大丈夫だ、問題ない」と答えていることから、今日もこのストレージで快適ビデオライフをエンジョイしているのかもしれません。
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