シャープの日本らしさを持つ電子書籍端末「GALAPAGOS(ガラパゴス)」ムービー&フォトレビュー

「CEATEC JAPAN 2010」のシャープブースに電子書籍端末「GALAPAGOS(ガラパゴス)」が展示されていたので、写真とムービーに収めてきました。
モバイル業界では「ガラケー」など、あまり肯定的でない意味で使われる「ガラパゴス」という名をつけたことで、逆にシャープの男気や本気度を感じ取れる端末ですが、その名の通り日本の書籍に適したものとなっているか、デモ機の動作を確かめてきました。
実際に操作しているムービーと、端末の写真は以下から。シャープのブースに到着。

「GALAPAGOS」はひときわ大きく扱われていて、ブースの主役と言っても過言ではないほどでした。

「GALAPAGOS」には2つのサイズがあり、これは持ち歩きすることを前提に作られたモバイルモデル。5.5型ワイド画面(1024×600)が採用されています。

左から「戻る」ボタン、トラックボール、ホームボタン。トラックボールはモバイルモデルの大きな特徴で、指先でころころ転がすことで画面上のポインタを動かしたり、書籍のページをめくったりすることが可能です。

YouTube - 「GALAPAGOS」モバイルモデルのトラックボールをころころ
公式サイト上にはトラックボールを使うことで片手で電車の車内でも書籍を読み進めることが可能とありましたが、実機デモをしてもらったコンパニオンさんの手にはちょっと大きかったのかもしれません。
YouTube - 「GALAPAGOS」モバイルモデルのトラックボールでページめくり
もちろん、液晶にタッチしてのページめくりも可能。反応速度はどちらも同じくらいでした。
YouTube - 「GALAPAGOS」モバイルモデルの液晶タッチでページめくり
裏面は滑りにくい加工がされていて、ガラパゴスのロゴが中央に印刷されています。

上部には電源ボタンとイヤホンジャック。

ストラップ用の穴が備え付けられているのは、ある意味日本的と言えるかもしれません。

両側面には特にスイッチなどはありませんでした。


続いて、自宅で使うことが念頭に置かれた「GALAPAGOS」ホームタイプ。10.8型ワイド画面で、高精細HD液晶(1366×800)を搭載しています。

上部にはモバイルタイプと同じく電源ボタンとイヤホンジャックが。

裏面の加工はモバイルタイプと同様ですが、こちらは「GALAPAGOS」のロゴではなくシャープのロゴが印刷されていました。まだ製品段階ではないということなので、これから細かいところは詰めていくようです。

「戻る」ボタンとホームボタンが配置されています。トラックボールはモバイルタイプのみの機能なので、ホームタイプの操作は基本的にタッチパネルで行うことになります。

実際に雑誌を開いて操作してもらいました。めくる動作はかなりスムーズなのですが、拡大・縮小の際に指の動きの2割増しくらいで反応してしまっているように見えたので、製品版ではこの辺りが改善されていることを期待します。
YouTube - 「GALAPAGOS」ホームタイプの動作
「GALAPAGOS」の詳細スペックや発売日は後日発表ということです。現段階の情報は下記から見ることができます。
メディアタブレット:シャープ

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